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(写真・神奈川新聞社)

大和市少年消防団に2017年度に入団を希望する子どもが1993年の結団以来、最多となった。市消防本部は、各地で発生する大規模地震により、防災意識が高まったことが要因とみている。

 

今年4月の熊本地震で活躍した地元の中学生ボランティアのような即戦力の人材を育てようと、市消防本部は2017年度から、小学4~6年生だった入団対象を中学3年生まで拡大。小学生134人、中学生55人から応募があった。これまでの最多は、15年度の127人だった。

 

少年消防団は土・日曜や夏冬季の休みを中心に年間20回程度の講習や訓練を予定。小学生は消火・救命資機材の取り扱い、放水の仕方やロープワークを学ぶ。中学生はより高度な知識と技術を身に付け、年少者の指導にも当たる。市消防本部は、応急手当てや避難所の運営を任せられる人材に育てる方針だ。

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