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(写真・神奈川新聞社)

 

正月の箱根駅伝で3連覇し、大学駅伝3冠も果たした青山学院大陸上競技部が29日、練習拠点の相模原キャンパス(相模原市中央区)周辺をパレードした。箱根2区のエース一色恭志選手ら優勝メンバーと原晋監督らが参加し、沿道に詰めかけた3万人(主催者発表)の市民やファンと喜びを分かち合った。

 

セレモニーで原監督は「昨年のように独走という訳にはいかなかったが、私も皆さんを楽しませないといけません」と笑いを誘い、「来年は4連覇、次の5連覇に向けて成長を続けていきたい。これからも温かいご声援を。サンキュー」と大きな声で決めのポーズ。アンカーを務めた安藤悠哉主将は「こんなに多くの方に囲まれて歩けるのも貴重な機会。楽しんで歩きたい」とあいさつした。加山俊夫市長は「原監督の来年のキャッチフレーズを楽しみにしている」と激励した。

 

キャンパス前までの県道約320メートルを原監督らはオープンカーで、選手たちは約40分かけて歩いた。沿道から「おめでとう」「感動をありがとう」と祝福を受けると、握手したり、一緒に写真を撮ったりして声援に応えていた。

 

参加者は「去年より人が多かった。商店会も優勝パレードで盛り上がる。来年も優勝してくれるといいですね」と話していた。

 

パレードは地元の住民団体「大野北地区まちづくり会議」と「にこにこ星ふちのべ商店会」が主催した。

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