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(写真・神奈川新聞社)

 

相模原の魅力を全国にPRする第11代「相模原市観光親善大使」への応募者が前年の41人から激減、25人と最少を記録した。親善大使事業運営委員会事務局を務める市観光協会では「広報活動は例年以上に手厚く行った。理由が分からない」と困惑しつつ、「少ない人数だからこそ、審査は厳正に行う」と話す。

 

観光親善大使は4月から1年任期。津久井4町と合併を果たした新市のPRを目的に2007年にスタート。市内在住・在学・在勤者から公募で「3人以内」を選考する。

 

第1回の応募者は38人。第2回が36人、第3回が72人となった後は、毎回50~70人で推移していた。今回はこれまでポスター掲示を依頼するだけだった市内の大学に、裏面が応募用紙になっている告知チラシも新たに置かせてもらうなどした。だが、1月31日消印有効の締め切り直前となった1月26日までの応募はわずか2人。事務局は「最後の数日でどっと応募がくる」と、同時期で9人だった昨年程度を期待していたが、最後まで伸びなかった。

 

実際に選出されたことはないが男性にも門戸は開かれており、少数ながら毎年応募があったが、今回はゼロだった。

 

2月中の書類審査・面接審査で第11代大使を選び、3月中旬に委嘱式を行う。

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