(写真・神奈川新聞社)
横浜市瀬谷区は16日、夜間受け付け中に来庁した20代男女の婚姻届を受理しないミスがあったと発表した。
同区によると、14日午後11時半ごろに2人が来庁。夜間窓口が閉まっていたため、窓口向かいの中央管理室にいた施設管理業者の社員に婚姻届を提出したいと告げたが、「預かれない」と言われ帰宅した。
夜間窓口担当の嘱託員1人とアルバイト職員1人が午後10時に仮眠する際、窓口に呼び鈴などを設置し忘れたのが原因。中央管理室の社員も呼び鈴がなかったため、受理できないと誤認していた。
男女2人は翌15日正午ごろに区役所を再訪し婚姻届を提出した。区担当者は2人から14日付での受理を求められたが、法令上できないと説明し、謝罪した。
市内各区役所では、いつでも婚姻届を受け付けている。瀬谷区では4割が夜間や休日といった閉庁時間帯という。
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