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(写真・神奈川新聞社)

 

東京電力福島第1原発事故で横浜市に自主避難した男子生徒(13)がいじめを受けた問題で、林文子市長は12日の会見で、岡田優子教育長の処分を視野に検討していることを明らかにした。

 

林市長は岡田教育長について「今やるべきことは二度と生徒らにつらい思いをさせないために、再発防止策を実行することが責務」との認識を示した上で、処分については「視野に入れて考えている」と言及した。

 

市総務局人事課によると、教育長は特別職のため、地方公務員法で定める懲戒処分の適用外。懲戒処分に当たらないが、処分に類する人事的措置として口頭厳重注意や文書訓戒がある。

一方、岡田教育長は10日の市会常任委員会で、組織の秩序維持のため、できるだけ早い時期に教職員らを処分する考えを示している。

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