image
(写真・神奈川新聞社)

 

横浜市立子安小学校(同市神奈川区)の6年生が今月、プログラミングでのロボット作りに挑戦した。2020年からの必修化を前にした総合的な学習の一環。プログラミング力はもちろん、チームで成果を出す力、何度も挑み続ける姿勢を身に付けることを目的としている。

 

テーマは日々の生活で困っていることを解決するロボット。全5コマの授業を受けた児童は3、4人ごとの班に分かれ、自由にアイデアを出し合った。情報科学専門学校(同区)の学生に相談しながら、それぞれにロボットを組み立てていった。

 

25日に発表会を迎えた6年3組からは10体が誕生。学校の掃除が大変だからと作られたのは「ぞうきんがけアルバイトロボ」。雑巾の代わりにハンカチがセットされ、机の上を拭いていった。長い首を持つ鳥のような「肩たたき鳥」は、首を振って肩をたたいてくれる。「かっこいい」「面白い」と歓声が湧き起こった。

 

11歳の女子児童は「プログラミングを自分でできると思っていなかった。思い通りに動くと楽しい」と笑顔で話した。

関連カテゴリー: