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(写真・神奈川新聞社)

 

小田原城天守閣(小田原市城内)の、リニューアルオープン後の入場者数が5日、100万人に達した。再オープンから約14カ月で大台に到達。節目の入場者となった市内に住む主婦古谷なお美さん(36)に、加藤憲一市長から記念入場証明書が贈られた。

 

1歳7カ月の長男・翔琉ちゃんと母親の湯山敏子さん(65)と訪れた古谷さんは100万人目と聞き、「最初はドッキリかと思った」とコメント。「(天守閣5階の)展望デッキから電車が見え、息子も喜んでいた」と笑い、「小田原城は市民にとって誇りです」と語った。古谷さんには天守閣の1年間無料パスや北條五代祭りのパレード参加権、地元食材を使った「小田原どん」25杯分のペアチケットなどが贈られた。

 

加藤市長は「100万人目はまだ一里塚。長い年月をかけ、小田原の歴史の奥深さをPRしていきたい」とあいさつした。官民でつくる新・小田原城プロモーション実行委員会は100万人達成を記念し、名字が「小田原」の来場者の入場料金を無料にするなど特別キャンペーンを実施する。

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