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(写真・神奈川新聞社)

 

川崎市は21日、旧市体育館跡地(川崎区富士見)に完成した「スポーツ・文化総合センター」(愛称・カルッツかわさき)を関係者に公開した。体育館機能とホール機能からなり、10月1日にオープンする。市は「スポーツと文化のさまざまな場面で活用されることで、川崎の魅力がより高まっていくと信じている」としている。

 

センターは地下1階、地上4階建てで、延べ床面積約2万5千平方メートル。10年間の指定管理料を含め総事業費は約182億円。富士見周辺地区整備に伴い建設され、2014年末に閉鎖した市体育館と18年3月末に閉鎖する教育文化会館大ホールの機能を併せ持つ。

 

建物東側の1~4階に位置する文化ホールは、市内最大の2,013席を確保。舞台と客席の間にバレエやオペラ用のオーケストラピットも備え、さまざまな舞台演出にも対応。壁面鏡やダンスバーを設置したアクトスタジオは、音楽や演技のリハーサルのほか、いすを並べてミニコンサートにも使える。

 

一方、スポーツ関連施設は主に建物西側にあり、1階の大体育室は1,952平方メートルでバスケットボールコート2面分(練習用)を取れる広さ。約500席の可動式観覧席を利用すれば、展示会や興業など各種イベントにも対応ができる。

 

2階の小体育室は944平方メートルあり、スポーツイベントの補助会場としても使える。4階屋上の弓道場は和弓とアーチェリーの専用施設で天然芝が敷き詰められている。

 

このほか、各種セミナーや研修で使用できる大・中・小の会議室が配置され、個人利用できるマシン43台を用意したトレーニング室もある。

 

センターは市民利用を基本にしながらも、ホールではオペラやバレエ、Jポップのコンサートなど多彩な公演に対応し、大体育室は県や市の大会にも使われる。運営管理を行う指定管理者のアクサス川崎は「予定はホールが来年3月末まで9割近く埋まっており、大体育室も今年10月は埋まっている」と話している。

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