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(写真・神奈川新聞社)

 

日本船籍のクルーズ客船3隻が28日午前、横浜港にそろった。横浜市中区の横浜港大さん橋国際客船ターミナルに同時着岸したのはわずか1時間ほど。客船ファンらは撮影スポットで写真や動画に収めていた。

 

飛鳥2(5万142トン)は午前9時ごろ、にっぽん丸(2万2,472トン)は同10時ごろに相次いで着岸。前日から寄港していたぱしふぃっくびいなす(2万6,594トン)と並んだ。飛鳥2は同11時ごろ、神戸に向けて出港した。

 

撮影スポットの一つ、横浜マリンタワーの展望台にいた無職男性(63)=同市神奈川区=は「今朝、雨が上がりそうだったので意を決して見に来た。3隻の客船が朝日を浴びて輝く姿を見ることができた」と感激した様子だった。

 

日本船籍の客船が3隻そろうのは全国的にも珍しい。大さん橋では8月16日以来、今年2回目。昨年12月26日にも同時着岸している。

 

市港湾局によると、2018年の客船寄港数は予約段階で今年の予定数を既に上回っており、過去最高になる見通しだ。

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