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(写真・神奈川新聞社)

 

壁面などに立体的な映像を投影するプロジェクションマッピングを、横浜市旭区の市立上白根中学校(相原裕校長、161人)の生徒らが制作した。文化祭で披露し好評。学校の魅力を発信しようと、一般公開も予定している。

 

今月19日、同校文化祭の開会式を盛り上げたのが、体育館の壁や天井に映し出されたプロジェクションマッピングだった。アップテンポの音楽に合わせて、ボールが行ったり来たりしながら、さまざまな部活動で活躍する生徒が登場すると、歓声が響いた。次々にカラフルな模様が描き出され、4分間のショーが終わると、拍手が湧いた。

 

7月末から生徒約20人が制作に当たった。情報科学部代表で3年の山本真輝さん(15)は「スクリーンとなる体育館を細かく分けて、動画を落とし込むことに苦労した。上映もうまくいった」と達成感を口にする。協力した美術部員も笑顔を見せた。

 

昨年の文化祭で披露した作品に続き、2作目。市教育委員会によると、市内でも例がない取り組みという。

 

横浜美術大3年の星宮僚太郎さん(20)=同市青葉区=が指導に携わる。「今年は生徒主体の作品。音楽の歌詞からイメージした演出など、映像が生き生きとしている」と喜ぶ。

 

相原校長は美術部教諭の経験を生かし、絵コンテなどをアドバイスした。「生徒が主体的に学び、表現力を育むには有効な手段。校内だけではなく、他校にも広がれば」と話す。12月を目標に一般公開を目指している。