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(写真・神奈川新聞)

 

水や風、光などのうつろう自然を封じ込めたようなガラス作品の多くをホテルや商業施設などに納めてきたアーキテクチュアグラスアーティストで、マリエンバード工房社長の野口真里さん(55)のグラスアート展が、横浜市中区の横浜信用金庫本店ロビーで開かれている。16点が展示され、光でさまざまな表情を見せる作品の数々が、訪れた人々を楽しませている。27日までで入場無料。

 

野口さんは、東京造形大を卒業後、ガラスアートの道に進んだ。建築を彩るアーキテクチュアグラスアートの作家として、「ザ・リッツ・カールトン東京」メインロビーのガラスタワーなど、ホテルや学校、公共施設に数多くの作品を納入している。県内では、横浜駅東口地下街ポルタ入り口の横浜三塔を表現した5メートルの作品などで知られる。

 

会場には、魚や水紋などを彫ったガラスを何層にも重ね、まるで水の中をのぞき込むような作品「水盤」などを展示。野口さんは「作品のテーマはエフェメール(はかない)。水や光、風の中にいると人は落ち着く。ガラスにそうした自然を彫り込んでいる」と話した。

 

21日には午後1時からと午後2時からの2回、バイオリンとビオラ、チェロによる弦楽三重奏のコンサートも開かれる。入場無料。問い合わせは、よこしんサプライ電話045(651)1122=平日の午前9時〜午後3時。