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(写真・神奈川新聞)

 

介護関連の資格はないが、川崎市内の介護施設や事業所で働くことを希望する人を対象に、市は資格取得と市内での就労を支援する事業を進めている。16日に行われた2017年度第4期の説明会には8人が参加。19、22日にも行われ、市は参加者を募っている。説明会と面談の後、都内での研修会に参加し、受講者は介護資格取得と就労を目指す。

 

同事業は、市が「介護人材マッチング・定着支援事業」として約3800万円(17年度の限度額)を支出。公益社団法人「長寿社会文化協会」(本部・東京)に委託して実施している。不足する介護人材を確保・定着させる目的で16年度から始まり、同年度は17人が市内の介護施設・事業所に就職。17年度は就職者の目標を60人以上とし、最終の第4期で目標に到達できそうなペースという。

 

説明会では支援事業の内容を知り、介護の仕事の基礎について学んだ後に面談する。その後の研修は24日から3月下旬にかけ都内の介護事業所で全19回実施。介護に必要な知識や技能、就職対策などを学ぶ。働きながら介護職員初任者研修資格(旧ホームヘルパー2級)を取得できる。研修後は就職先の紹介を経て市内で介護の仕事に就く。就職後もスキルアップのための支援が行われる。

 

研修費は市が補助し、受講者の負担はテキスト代の6995円。研修後、就職先が決定後に1カ月以上、一つの職場で勤務が定着した場合、就職支度金として2万円(課税)を支給し、研修期間中の自宅から会場までの往復交通費(最安経路)も同時に支給する。

 

今後の説明会は19日午後2時から高津区の「てくのかわさき」で、22日午後2時から幸区の市産業振興会館で開催。市高齢者事業推進課は「子育てが一段落した人や、介護の経験がある人などの参加も歓迎する」としている。市内での就労を条件に市外在住者も受け入れる。説明会の参加希望者は電話で同協会=電話03(5405)1501=に申し込む(平日午前10時〜午後5時)。問い合わせは、同課電話044(200)2652。