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(イラスト・神奈川新聞)

 

今年注目の天体ショーの一つである皆既月食が31日夜から2月1日未明にかけて、南東から南の夜空の高い位置で見られる。晴天ならば、真冬の空に月が赤銅色に輝く。

 

皆既月食は満月の時、太陽、地球、月の順番で一直線に並び、月が地球の影にすっぽり隠されて起こる現象。今回は2015年4月4日以来、約3年ぶりになる。

 

横浜をはじめ県内で月が欠け始めるのは31日午後8時48分。午後9時51分から午後11時8分まで、皆既月食になる。月食が終わるのは、月をまたいだ2月1日午前0時11分。3時間を超えるショーだ=イラスト。

 

平塚市博物館の学芸員・塚田健さんは観賞ポイントについて「周囲に高い建物がなく、南東から南の空が広く見渡せれば庭やベランダでも観賞できる。皆既月食の色は大気中のちりの量で毎回違うので、どんな色に見えるか注目して」と話している。

 

皆既月食に関する問い合わせは同博物館電話0463(33)5111。

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