(写真・琉球新報社)宮城県の新聞記者で東日本大震災の被災地取材を続ける寺島英弥さん(河北新報社編集委員)が新著「何も終わらない福島の5年-飯舘・南相馬から」を著した。原発事故に幕引きを図ろうとするかのように政府側の「復興」事業が喧伝(けんでん)される陰で、除染活動や風評被害、帰還問題などの難題と向き合う福島の苦闘と希望を丹念に報告している。寺島さんは3月に沖縄で開かれた...

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