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ゾウに餌のニンジンなどをあげる子どもたち=17日、沖縄市の沖縄こどもの国(写真・琉球新報社)

 

【沖縄】東北サファリパーク(福島県二本松市、熊久保信重社長)から越冬のために来県したアジアゾウのトンサイとブントーンの2頭の歓迎セレモニーが17日、沖縄市の沖縄こどもの国であった。高田勝園長が「楽しみながら、いろんなことを勉強してほしい」とあいさつした後、子どもたちが背に乗ったり、餌のニンジンをあげたりして早速交流した。来年3月まで滞在する。

 

こどもの国での越冬は3年目。2頭とも雌で、トンサイは愛らしいふくよかな体形、ブントーンは足が長いスリムな体形が特徴。東日本大震災の被災地を元気づけるため、東北サファリパークが3年前からラオスより借り受けている。餌をあげた子どもたちからは「楽しかった」「大きくてびっくりした」などの感想が聞かれた。

 

熊久保社長は「2頭ともサトウキビが好きで、沖縄に来るのを楽しみにしていた」と話した。

 

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