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「協力ありがとうございました」とクラウドファンディングの達成を喜ぶハルハウスのスタッフら=八重瀬町高良

 

【八重瀬】皆さん、協力ありがとう―。沖縄県島尻郡八重瀬町高良の就労継続支援A型事業所「ハルハウス」(久手堅憲太代表)が、インターネットのクラウドファンディングで募っていたミニトマト栽培用のビニールハウス2棟の建設資金がこのほど、目標額の75万円を達成した。7月14日の最終日までに、110人から80万8千円が集まった。スタッフらは「みんなに支えられていると感じた。本当にありがたい」とたくさんの支援に感謝した。

 

ハルハウスでは、精神や知的、身体などに障がいがある21人が働く。農薬や化学肥料を使わない自然農業や弁当作り・販売などを行っている。ミニトマトは、ビニールハウスを借りて2年間栽培し、「ブドウのように甘い」と好評だった。しかし今春、地主に返すことになり、自らビニールハウスを設置しようと、クラウドファンディングでの資金集めに挑戦した。

 

生活支援員の久手堅憲也さん(42)は「目標を達成してみんな自信を持った。『しっかりやらないといけない』と表情がキリッとしている」と話す。

 

スタッフの大城紀里子さん(25)はラジオ番組に出演するなど、積極的に協力を呼び掛けてきた。「畑で作業中に達成したと聞き、とてもうれしかった。甘いトマトをたくさん作り、支援してくれた人に感謝のお礼としてプレゼントしたい」と笑顔を見せた。

 

ビニールハウスは9月中旬以降に建設を始め、10月上旬に完成予定。10月下旬からミニトマトの苗を定植させ、来年1月中旬ごろからの収穫を見込んでいる。