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移住希望者の世話役として活躍する(右から)「まあるの種」の荒城幸子さん、クックとき枝さん=うるま市与那城の宮城島(プロモーションうるま提供)

 

【うるま】沖縄県うるま市は、島しょ地域の少子高齢化や過疎化を食い止める解決策の一つとして、ことしから「うるまのお試し移住」を試験的に実施している。「うるま市島しょ地域活性化事業」の一環で、市内の島しょ地域への移住希望者が、空き家で最大10日間移住体験をすることができる。同事業の活用により、移住後の生活が疑似体験できるほか、地域とのマッチングや双方の相互交流を図る。

 

お試し移住は、うるま市が昨年度実施した伊計島や平安座島、浜比嘉島、宮城島、津堅島の空き家調査で、活用可能な家を選定して実施している。将来的に移住を検討している人が対象で、1〜4人まで受け入れ可能。4〜10泊まで体験でき、希望者は宿泊日数にかかわらず1人当たり2千円と住居費として1組4千円が必要。

 

事業を請け負う「プロモーションうるま」によると、ことし1、2月には伊計島の空き家に8組を受け入れた。そのうち、1組が同体験を通じ伊計島への移住を決めたという。今回は1日から12月末まで、2度目となるお試し移住の希望者を呼び掛けている。

 

プロモーションうるまの仲宗根多恵美さんは「『お試し移住』中に、地域の人との交流や文化体験などを通じて関係を構築することができる」と移住を考える人にとって前向きな体験になると語る。さらに、高齢化や人口流出などの課題がある島しょ地域にとっても「移住希望者との交流で、人柄を知ることができ、地域の魅力の再発見にもつながる」と地域にとってもメリットになると話した。

 

お試し移住に関する問い合わせは(電話)098(923)5995。