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【石垣】ウエディング業などを手掛けるアルル(沖縄県石垣市、仲筋正和社長=写真後列右)は10日、石垣島の自然や文化、歴史を生かしたウエディング観光商品を新たに開発した。島の祭祀(さいし)を取り入れ、2016年に開発したウエディング商品「石垣島自然式 美ら結」の関連商品で、ウエディング後の参列者らを対象にしたパーティープランのほか、島の時間を豊かに堪能できるカップル向けディナープランなどをそろえた。18年2月から販売する。

 

2014年に経済産業省の地域資源活用事業計画に認定され、中小機構沖縄の支援を受けて進める「美ら結」プロジェクトの一環になる。平田観光(石垣市)、ウエディングプロデューサーの野村君代氏=前列左端=と共同開発した。石垣市平得の大阿母御嶽の祭祀を執り行う神司の荻堂久子氏=同中央=の協力も得た。

 

商品にはウエディング参列者・小規模団体向けのカジュアルパーティープランや、サバニでレストランに向かいディナーを楽しむカップル向けプランなどがある。カップルらを対象に、神司から八重山の伝統的な価値観を学んで野底岳を巡るメニューもある。

 

島で注目される料理人やアーティストを招いて開くパーティーも随時開催する。各プランの価格は現在、調整している。

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