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(図・琉球新報)

 

厚生労働省は13日、平均寿命などをまとめた「2015年都道府県別生命表」を発表した。沖縄の平均寿命は女性が87・44歳となり、全国7位で前回(10年)の3位(87・02歳)ら順位を落とした。男性も全国36位の80・27歳で、前回の30位(79・40歳)から下がった。男女とも全国と比較した平均寿命の延びが鈍く、順位後退に歯止めがかかっていない。

 

平均寿命は厚労省が人口動態統計や国勢調査などを用いて5年ごとにまとめている。最も高かったのは男性が滋賀(81・78歳)、女性が長野(87・67歳)だった。最も低いのは男女とも青森で、男性78・67歳、女性85・93歳。全都道府県で男女とも前回より平均寿命が延びた。

 

沖縄は日本復帰後の1975年からデータがあり、女性が2005年まで7回連続で全国1位を維持したが、10年は3位となり初めて順位を落とした。男性も2000年に4位から26位に急落し、その後も下降が続く。

 

後退の理由に挙げられるのが、平均寿命の延び悩みだ。10年と比較した寿命の伸びは全国平均が男性1・18、女性0・66だったのに対し、沖縄は男性0・87(都道府県別41位)、女性0・42(同42位)と全国値を下回った。

 

死因別の死亡率では、沖縄の男女の肝疾患が全国一高い値を示したほか、女性の糖尿病も全国一だった。専門家らは過度のアルコール摂取や肥満率の高さとの関連などを指摘している。