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普天間第二小で行われた、米軍ヘリの接近を想定した避難訓練に参加する児童=18日

 

【宜野湾】普天間第二小学校は18日、米軍機が学校上空に接近した場合を想定した避難訓練を実施した。沖縄防衛局が配置した監視員を交え、避難経路や場所を確かめた。市教委の加納貢指導課長は「まるで戦時中のようだ。常に上空を気にしなければ授業を受けられない事態は遺憾に思う」と憤った。

 

事故後初めて運動場を使用し、4クラスが訓練に参加した。屋上にいる監視員が米軍機の接近を運動場にいる監視員に知らせ「逃げてください」と拡声器で避難を促した。子どもたちは小走りで運動場から避難場所に移動した。

 

普天間第二小では毎年、米軍機の墜落を想定した避難訓練を実施しているが、窓落下事故を受けた避難訓練は初。参加を辞退した児童もいた。同校や市教委は学校上空の飛行禁止を求めているが、日米両政府は「最大限飛ばない」として確約していない。

 

訓練について加納指導課長は「通常あり得ない事態だ」としながら「99・9%飛ばないという約束は飛ぶ可能性も0・1%あるということだ。不安を解消するため、避難訓練は仕方ない」と強調した。