image

若者ウチナーンチュ大会のグランドフィナーレ。盛り上がるHYのステージ=10日、ペルー沖縄県人会館

 

第6回世界若者ウチナーンチュ大会(実行委員会主催)は10日、ペルー・リマ市郊外にあるペルー沖縄県人会館で討論会や閉会式、グランドフィナーレを開き、5日間の日程を終了した。10〜30代の世界各地からの県系人らは互いに抱擁を交わし再会を誓った。グランドフィナーレではうるま市出身のバンド、HYが出演し、盛り上げた。次回大会は2020年開催予定。場所は未定。

 

閉幕式で、大会実行委員会副会長のカリナ・バジェホス・小波津さんは「違う環境、国籍から来ていてもウチナーンチュというルーツは共通。沖縄文化を広めていく活動を、これからの世代とのつながりにしていけると信じている」とあいさつした。

 

夕食会では参加者はペルー料理を堪能し、ペルー北中城村人会による伝統舞踊を楽しんだ。ペルー出身の伊芸・小波津・研治さん(30)が作詞作曲したテーマソング「島愛さウチナー」も披露され、会場は大いに盛り上がった。

 

グランドフィナーレには、沖縄から参加したHYが登場。メンバーが「世界中から集まったウチナーンチュの皆さん、はいさい」とあいさつし、今回のためにスペイン語に書き換えた歌詞で歌うと会場から歓声が上がった。新里英之さん(ギター・ボーカル)は「音楽を通じてペルーまで来ることができてうれしい。おじい、おばあが沖縄を離れて頑張ったからこそ、ここでみんなとつながれている」と熱い思いを語った。最後は全員で肩を組んで熱唱し、締めくくった。

 

アルゼンチンから参加した呉屋マリエラさん(30)は「私の祖父母は私が生まれる前に亡くなった。今回の大会を通じて沖縄戦について学び、祖父母の思いや痛みを感じることができた気がした」と感想を語った。沖縄から参加した玉城里那さん(29)は「名護市郷友会の方たちと交流できたことがうれしい。沖縄の歴史を学ぶための教材がほしいという意見を県人会関係者から聞いた。沖縄に帰って協力できることがあればやりたい」と話した。(徳森りま通信員)