第3回コインランドリー店アワード2018で最優秀賞を受けたフトン巻きのジローの森下洋次郎社長=13日、与那原町 画像を見る

 

ランドリージロー(南風原町、森下洋次郎社長)が運営するフトン巻きのジローが、全国の優れたコインランドリーを評価する第3回コインランドリー店アワード2018で最優秀賞に輝いた。フトン巻きのジローは布団を丸洗いできることが特徴で、11月には埼玉県と栃木県に初の沖縄県外店舗をオープンする予定。森下社長は「沖縄の会社でも全国に通用することを示していきたい」と強調した。

 

コインランドリー店アワードは、東京ビッグサイトで14日まで開催されている第3回国際コインランドリーEXPO2018のメインイベントとして行われ、全国から37店舗がエントリー。最優秀賞は最も評価が高かった1店舗のみに与えられる。フトン巻きのジローは大型洗濯乾燥機を活用しあらゆる種類の布団を簡単に洗浄できることや、布団を安全に洗うために独自の巻き付け技術を確立したことなどが評価された。

 

森下社長は「沖縄で生まれた企業が全国のナンバーワンになれた。沖縄の会社のブランドを高めて、全国に展開していくきっかけになれればうれしい」と話した。同社は16年に糸満市で1号店を開業し、現在は那覇市や沖縄市、石垣市などで12店舗が営業している。埼玉県や栃木県に展開する県外店舗を足がかりに、全国展開を目指している。

 

森下社長は「布団は干したり掃除機で吸ったりするのではなく、洗うことが常識になるようにしたい。業界を引っ張るトップランナーになる」と力を込めた。

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: