ポイ捨て写真をおしゃれに投稿して防止を普及するLitterati JapanのTwitter投稿 画像を見る

 

日本財団は17日、海洋ごみ対策の取り組みを国内から募集した「海ごみゼロアワード」で応募があった全国254件のうち、八つの活動を表彰した。沖縄県内から応募した「Litterati Japan」(リテラーティ・ジャパン、二宮あみ代表)がアイデア部門の環境大臣賞に輝いた。同団体はポイ捨てごみの写真をおしゃれに撮影し、そのごみを拾って会員制交流サイト(SNS)映えするように投稿することでポイ捨てをなくす活動をしている。

 

琉球大大学院生の二宮さんは「10代、20代が環境意識を持つことが重要だと思っていて、こつこつ続けたい」と喜んだ。

 

同団体は2017年4月に活動を開始。名前の通りLitter(ポイ捨てごみ)とArt(芸術)を掛け合わせ、主に若者がおしゃれにごみ拾いをする活動を呼び掛けている。SNSで「#litteratiokinawa」のハッシュタグを付けた投稿が3千件を超えた。大学生8人で主に活動しており、月1回のごみ拾いイベントやアート展を通じて問題提起している。

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