ラグビーW杯日本代表に選ばれた、母親が那覇市出身の田村優=2019年3月、読谷村の残波岬ボールパーク 画像を見る

 

日本ラグビー協会は29日、東京都内で記者会見し、9月開幕のワールドカップ(W杯)日本大会に臨む代表31人を発表した。前回の2015年大会に続き主将を務めるフランカーのリーチ・マイケル(30)=東芝=をはじめ、SH田中史朗(34)=キヤノン、フッカー堀江翔太(33)=パナソニック=が選ばれた。沖縄県関係では、母親が那覇市出身の田村優(30)=キャノン=が代表入りを果たした。姫野和樹(25)=トヨタ自動車=は初めて代表入りした。

 

WTB福岡堅樹(26)=パナソニック、松島幸太朗(26)=サントリー=もメンバー入り。代表の最年長出場記録を持つロックのトンプソン・ルーク(38)=近鉄=は4大会連続の選出となった。第1回大会から9連続で出場する日本は、アジア初の開催国となる今回、初の8強入りを狙う。

 

1次リーグA組の日本は9月20日に東京・味の素スタジアムで行われる開幕戦でロシアと対戦。28日にアイルランド、10月5日にサモア、13日にスコットランドとぶつかる。20チームが4組に分かれ、各組2位までが準々決勝に進む。

 

前回2015年大会の代表だった立川理道=クボタ、山田章仁=NTTコミュニケーションズ、五郎丸歩=ヤマハ発動機=はメンバーから外れた。【琉球新報電子版】

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