75年前に逃げ回った壕の周辺で、豊田純志さん(右)に当時の様子を説明する当山正雄さん=30日、読谷村座喜味 画像を見る

【読谷】沖縄本島に米軍が上陸し、地上戦が始まる直前の1945年3月末、ひそかに米兵が読谷村に上陸し、住民の女性を射殺していたことが30日、村座喜味の当山正雄さん(85)の証言で明らかとなった。4月1日の上陸前に米軍の水中爆破隊や偵察隊が渡具知海岸を偵察していた事実は米陸軍省編「沖縄 日米最後の戦闘」に記されており、読谷村史でも触れているが、住民犠牲の具体的証言は初めて。...

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