沖縄女性の入れ墨「ハジチ」写真展 東京で開催 消えた伝統風習を記録
元琉球新報カメラ記者の山城博明さんが撮影したハジチ(手入れ墨)の写真集「琉球の記憶 針突(ハジチ)」が高文研から出版されたのを記念した写真展=東京都の神田神保町の農文協・農業書センター

 

【東京】元琉球新報カメラマンの山城博明さんが撮影したハジチ(手入れ墨)の写真集「琉球の記憶 針突(ハジチ)」が高文研から出版されたのを記念した写真展が、東京都の神田神保町の農文協・農業書センターと、池袋のジュンク堂池袋本店4階で開かれている。農文協は25日まで、ジュンク堂は10月末までの予定。

 

農文協ではセンター入り口階段の両壁に、写真集に掲載されているカラーや白黒の写真28点が掲示されている。書店を訪れた来客が写真の一つ一つ目をとめ、中にはスマホで写真を撮る姿もみられた。

 

沖縄では、琉球王国の時代から女性が手や腕に入れ墨をする習俗があったが、1899年の入れ墨禁止令の後はハジチをする女性らはいなくなった。山城さんは大学生の頃から県内のハジチをする女性たちを撮影してきた。

 

農文協のスタッフによると、貴重なハジチの写真を見ようと人が訪れているという。現在ではもうほとんど見ることのない沖縄独特の風習だが、今もなお注目を集めている。【琉球新報電子版】

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