夢は県産コーヒー農場開園 親子2代にわたり奮闘 沖縄市「ヨシモトコーヒー」
沖縄産のコーヒー豆とオリジナル商品「コザブレンド」を手にする(左から)会長の妻の京子さん、浩明会長、息子の幸司さんと妻の由香里さん=沖縄市知花

 

【沖縄】10月1日はコーヒーの日。沖縄市知花にある老舗コーヒーメーカー「ヨシモトコーヒー」(吉本幸司代表)は沖縄産コーヒー農場開園に向け親子2代にわたり取り組んでいる。創業者で会長の吉本浩明さん(65)は、大手コーヒーメーカーから独立し1986年に「世界のコーヒーをコザシティーから!」をキャッチフレーズに創業、2019年に息子の幸司さん(37)が引き継いだ。

 

創業当時の営業先は喫茶店や飲食店が主流だったが、浩明さんは、市役所や病院、銀行などのオフィスを新規開拓し「コザブレンド」などの人気商品を生み出し、年間8トンのコーヒーを出荷している。浩明さんは病で3回倒れたが体調も回復、「コザに生まれてコザに育ち、コザにこだわった自慢のコーヒーを飲んでほしい」と呼び掛けた。

 

30年ほど前に浩明さんが、市内美里にブラジル原産のコーヒーを植えた。泡瀬でもコーヒーの木を育てたが、20年前の大型台風で全滅した。しかし2代目の幸司さんが来年の創業35周年に向け、倉敷ダムの近くに農場の開園準備を進めている。幸司さんは「今でも父のファンが多いが、バランスを取りながら自分なりに新しいスタイルに挑戦したい」と抱負を述べた。

 

また浩明さんによるおいしいコーヒーの入れ方講座を24日午後2時に予定している。
(喜納高宏通信員)

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