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「自国開催という大きな重圧がありますが、選手たちはいい集中状態でプレーしている印象です。厳しい練習を経て、心身ともに充実し、まとまりのあるチームに仕上がってきました」

 

そう語るのは、日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)の浜畑譲役を熱演するラグビー元日本代表キャプテン・廣瀬俊朗さん(37)。発売されたばかりの単行本『ラガーにゃん2 猫ラグビーワールドカップ編』(光文社・800円+税)の解説でもおなじみの廣瀬さんに日本代表の現状を聞いてみた。

 

「24年間、W杯で勝てなかった日本代表が、前回大会で古豪・南アフリカを倒し“オレたちでもできる!”というマインドに。そして今回のW杯への試金石でもある屈強なフィジーとの一戦が行われたのは東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県釜石市。津波で流された小・中学校の跡地に建てられたスタジアムで“勝利を届けて被災者を勇気づけよう”とチームが一つになり、フィジーを圧倒しました。“勝つこと”へのこだわりが深化しています」

 

世界ランキング9位の日本代表。上位には強豪国揃いだが……

 

「日本代表の持ち味は、倒されてもすぐに立ち上がり、巨漢選手にも怯まずにぶつかっていくこと。多くの声援を力に変えれば、ベスト4も夢ではありません」

 

【 廣瀬俊朗(ひろせとしあき)】
元ラグビー日本代表キャプテン。現役引退後はラグビーの魅力を伝える活動を展開。現在、ドラマ『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)でラグビーチーム「アストロズ」の大黒柱・浜畑譲役を熱演し、話題に。

 

ラガーにゃん公式サイト
https://special.kobunsha.com/ruggernyan/

 

『ラガーにゃん2 猫ラグビーワールドカップ編』

著者:そにしけんじ
解説:廣瀬俊朗
価格:800円+税
出版社:光文社
https://www.amazon.co.jp/dp/4334951120

 

『猫ピッチャー』『ねこねこ日本史』など、数々の傑作でおなじみの“猫まんが界の巨匠”そにしけんじ。週刊誌『女性自身』にて連載中の「ラグビー×猫」をテーマとした人気コミックの第2弾。

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