大坂なおみも“うつ”に…専門家勧める「期待に応えない生き方」
画像を見る 5月、高級寿司店から帰る深田恭子

 

■心折らないためには“スーパー主婦”をやめること

 

適応障害といえば、香山さんは’04年7月に病名が公表された皇后・雅子さまを見守り続けてきた。

 

「皇太子妃(当時)・アスリート・女優と、立場は異なりますが3人の女性には共通点があります。それは“期待される役割を持ち、さらにその期待に応えるために努力を惜しまない人柄”ということです」

 

発症したのは雅子さまが40歳ごろ、深田が30代、大坂が20代。一般的には女性のうつ病を含む気分障害の患者数がいちばん多いのは40代だ。

 

「40代は女性として子育てが一段落し、『これから自分らしく生きるためにどうするか』と、自分に向き合う年齢です。また主婦であれば、同世代でキャリアを形成して活躍する人との比較などもストレスとなるケースもあります」(香山さん)

 

では、コロナ禍のなか“心が折れない”ために、私たちはどうすべきなのだろうか? 碓井さんはこんなアドバイスを。

 

「主婦の方でうつを発症する人も多いです。たとえ気持ちが落ち込んでいても、夫や子供のためにごはんを作ったりしなければならないですし、“逃げ場”がないからです。わかりやすい症状が“不眠”ですね。眠れないとか、逆に寝ても寝足りないという症状が1週間続くようであれば、医師に相談してください。

 

また、そうなるまえに“スーパー主婦”をやめることです。仕事や家事をきちんとこなすことはやめて、“手抜き”をしてください」

 

そして香山さんはこう語る。

 

「“期待に応えなければいけない”という気持ちを捨て、自分を追い詰めないことです。 周囲の評価が下がることを恐れてはいけません。自分を守るためには、何か期待されたり、頼まれたりしても、『今日は無理です』『それはできません』と言うことも必要なのです」

 

“手抜き”“期待に応えない”……、それらの決断が自分、ひいては家族を守ることにつながるのだ。

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