車いすテニスの国枝選手が引退 競技者人生に影響を与えた“2人の女性”
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■愛さんが国外大会を帯同を決意した、国枝選手の弱音

 

愛さんと国枝選手は、パラリンピック・アテネ大会が開催された’04年から交際をスタート。’11年に結婚し、2年後の’13年に愛さんはスポーツ選手に適格な食事を提供する民間資格「アスリート・フード・マイスター」を取得している。

 

「野球の田中将大投手(34)と’12年に結婚した里田まいさん(38)がアスリート・フード・マイスターの資格を持っていると知り、愛さんは『美味しそうだし、取ってみようかな』と軽い気持ちで勉強を始めたといいます。しかし、今やその知識は国枝選手の生活になくてはならないものですし、SNSで発信する食事の様子も大好評です。

 

愛さんのこだわりは『サラダや汁物には多くの食材を使うこと』。また、夫婦が暮らす千葉で採れた野菜や栄養価の高い旬の食材も活かすようにしているそうです。国枝選手は料理の感想をあまり言わないそうですが、インタビューでは食事の重要性を語ることも。その度に、愛さんはやりがいを感じているといいます」(前出・スポーツ紙記者)

 

’17年から国枝選手の国外大会にも帯同するようになった愛さん。そのことについて、国枝選手が電話で「やっぱり(手術した)ひじが痛い。引退しなきゃいけないかも」と弱音を吐いたことがきっかけだったと’21年5月に「朝日新聞デジタル」で明かしている。

 

「’16年に右ひじを手術した国枝さんはパラリンピック・リオデジャネイロ大会の後、4ヵ月ほど休養しました。それでも痛みが消えなかったため、思わず練習後、愛さんに弱音を吐いたそうです。愛さんも動揺したものの、『だからこそ、もっとそばにいよう』と国外帯同を決意したといいます。

 

国枝さんはメンタル面で繊細なところがあり、プレッシャーに負けそうな時、睡眠導入剤に頼ることもあるといいます。いっぽう愛さんはそれほど勝つことにこだわる姿を尊敬しており、一緒にいることで貴重な経験をさせてもらっていると国枝さんに感謝しているそうです」(テレビ局関係者)

 

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出典元:

WEB女性自身

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