■フジテレビよりも大谷が憤怒した相手
前出の在米ジャーナリストは続ける。
「そこで大谷選手は、エージェントに相談して、彼女を守るためにフジテレビに厳重注意をするように伝えたようです。そして同時に、今回の新居報道の“元凶”に断固たる対応をとることを決めたそうです」
大谷側が問題視したのは、不動産会社だったという。
「SNSには“そもそも非難すべきは『ロサンゼルス・タイムズ』に情報を流した不動産会社だ”という書き込みが多数あったため、大谷選手の代理人が事実確認に動いたと聞いています。
それを受けて“メディアに情報を流した不動産会社の責任は重大”と結論付け、本気で訴訟を検討していたというのです」(前出・在米ジャーナリスト)
真美子さんの心の痛みを知り、大谷は訴訟も辞さないほど、怒り心頭だったのだ。そんななか7月上旬、一部で大谷の新居売却説が報じられた。
「現在、大谷選手のエージェントの弁護士は不動産会社と話し合い、訴訟と引き換えに、新居を買い戻すか、新たな購入者を見つけるようにと最終交渉しているそうです。いずれにせよ、大谷選手はこのまま新居に住むことなく売却することになるでしょう」(前出・在米ジャーナリスト)
前出の福島さんは言う。
「日本以上にアメリカでは選手のプライベートの環境面はきちんと守られています。特に今は強盗事件も多いので、自宅の情報には非常に神経質になっています。これだけ生活面が公にされた以上、確かに大谷選手が新居に住み続けるのはもう無理な状況なのかもしれません。ドジャースとは10年契約ですから、家族を守るためには、引っ越しするのが現実的な考えなのでしょう」
13日、LAの高級日本料理店で開かれたドジャースの夫人会に真美子さんが久しぶりに参加したことが明らかになった。そして、今回のレッドカーペットにも晴れやかに登場した。
誰よりも家族を思う大谷の人生の決断が、真美子さんの笑顔につながっていた――。