京都府の和菓子に関する話題

「スライスようかん」や、パティシエの藤田怜美さんと開発した和と洋を大胆にかけあわせたお菓子など、独創的な商品をつぎつぎと生み出してきた創業220年の老舗京菓子店「亀屋良長」。じつは過去に経営が傾きかけたこともあったという。そんな老舗の危機を救ったのは和菓子の“素人”であるひとりの女性だった。■小倉ようかんの売り上げが3年で1千倍に古都・京都の名所である二条城、壬生寺、錦市場などが徒歩圏内の四条。こ

24歳の若さで、創業220年の老舗京菓子店「亀屋良長」の八代目・吉村良和さん（51）と結婚した由依子さん（48）。和菓子についてはまったくの素人だったが、自分がアイデアを出した、おみくじ付き懐中しるこ「宝入船」が人気となり、手ごたえを感じていた。しかし、そんな矢先に夫の体に異変が……。■小倉ようかんの売り上げが3年で1千倍に良和さんの体調に異変があらわれたのは、長男を出産したばかりの由依子さんが3