和田秀樹の老化に関する話題
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元気がなくなる、食欲減退が初期症状の「老人性うつ」認知症との違いは?
2023/04/05 11:00長年にわたり高齢者医療の現場に携わってきた精神科医の和田秀樹さんは、うつ病全体の患者のうち、高齢者の占める割合が増えてきていると警鐘を鳴らす。「日本でははっきりした統計がとられていませんが、アメリカの地域住民調査などでは、65歳未満で人口の3%ほどだったうつ病の有病率が、65歳以上では約5%に上昇するという結果が出ています。高齢者ほど発症しやすい病気であることを考えれば、高齢化が顕著な日本では必然 -
肉を食べて小太りに――和田秀樹医師に聞く60歳からの「ボケない習慣」
2023/01/06 06:00「年齢を重ねるにつれて、人間の脳の中にある『前頭葉』がどんどん衰えていきます。前頭葉がつかさどるのは、意欲と感情のコントロール。前頭葉が劣化すると、意欲が低下し、物事への関心が薄れ、怒りっぽくなる。そして前頭葉を使わなくなると、ボケが早まります。つまり前頭葉の衰えは脳全体の劣化であり、60歳から日常的に前頭葉を働かせることは、ボケを防ぐためにもとても重要なことなのです」こう語るのは、著書『80歳の -
50代からの“思秋期”は「肉を食べて!恋をして!」ボケないための過ごし方8
2022/08/31 15:5010代の“思春期”が大人になるためのステップだとしたら、“思秋期”は高齢期に入る前の準備段階。脳で一番に萎縮していく前頭葉をこの時期に鍛えて、老化を遅らせようーー!「40~50代くらいから、脳の中にある前頭葉の劣化が始まります。人間の脳は年をとると萎縮し、老化していきます。その脳の中で最も早く萎縮するのが前頭葉。この前頭葉を高齢になる前の“思秋期”に鍛えることで、ボケを遅らせることができるのです」