高齢者の最新ニュース
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「わが家よりもここで死にたい!」“看取りの家”「ぽらりす」代表・岡田美智子さん
2023/03/05 06:00写真上段左から、岡田さんの次男・孝さん、スタッフ・小林幸恵さん、同・山田みよ子さん、同・保科梨絵さん、岡田さん、入居者・キクエさん、岡田さんの姪・佐々木由希さん、スタッフ・赤荻鉄夫さん、岡田さんの長男・晃さん。下段は全員が入居者。左から、クニオさん、セチコさん、フミちゃん、マルちゃん、ヨウコさん、ノブコさん、カズコさん ※撮影のため、マスクを外しています「セチコさーん、ご飯ですよー」ある日のお昼時 -
入居者も介護者もひとつの家族“理想的なついのすみか”「ぽらりす」
2023/03/05 06:00【前編】「わが家よりもここで死にたい!」“看取りの家”「ぽらりす」代表・岡田美智子さんより続く茨城県つくば市の介護型サービス付き高齢者向け住宅「ぽらりす」。介護福祉士の岡田美智子さん(69)は、この施設の代表である。2004年に開業した「ぽらりす」。入居した人たち皆が皆、「ここで最期を迎えたい」と話し、地域の医療従事者たちも「理想的なついのすみか」と口をそろえる。その理由は、ルールやマニュアルで入 -
広がる“高齢者ヘイト”原因は「失政を責任転嫁する政府にある」と専門家
2023/03/02 06:00「高齢者は、老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」(2021年12月「ABEMA Prime」)こんな過激な持論を繰り返してきたのは、コメンテーターとしてもすっかりおなじみになった経済学者でイェール大学のアシスタント・プロフェッサーの成田悠輔氏(38)だ。今、こうした成田氏の発言が国内外で注目され、批判を浴びているのだ。2022年1月にネットで公開された堀江貴文氏らとの座談会で -
高齢者の医療保険料アップに識者警鐘「子ども世代へしわ寄せがいくだけ」
2023/03/01 11:00昨年10月に一定以上の所得がある後期高齢者の医療費窓口負担が1割から2割に引き上げられたばかりだが、今度は年収が153万円を超える後期高齢者の医療保険料が上がることになる。2月10日に閣議決定された健康保険法などの改正案によると、今年4月から50万円に引き上げられる「出産育児一時金」の財源を、現役世代だけでなく、75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度からも捻出するという。「医療費の負担をめぐり -
コロナ第8波 新変異種「XBB」「BQ.1.1」の出現で“高齢死が増える”理由
2022/12/01 11:00またもや新型コロナが猛威を振るい始めるなか、新たな変異種の出現によって、過去最悪の感染者数が予測されている。医師が警戒する、その恐るべき特徴とはーー。11月27日、東京都では新型コロナウイルスの新規感染者が1万346人確認された。27日までの1週間平均では1日あたりの感染者数が1万388.4人と、前週比で120%に増加。WHO(世界保健機関)の集計では日本の11月20日までの週間感染者数は59万3 -
10月から高齢者の医療費が2割に増額 軽減手続きを忘れずに
2022/09/23 06:0010月1日から75歳以上の人が加入する「後期高齢者医療保険」が変わり、75歳以上の医療費に「2割負担」の区分ができます。そのことで、高齢者の医療費に変化はあるのでしょうか? 経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれましたーー。■いざ病気になったときのため負担上限を調べよう現在は単身世帯で年収383万円以上、75歳以上が2人以上の世帯は年収520万円以上という現役並みの所得がある方は3割負担で -
アルツハイマー研究の第一人者語る「論文捏造問題と治療薬開発の最前線」
2022/08/04 15:50国内に700万人ほどいる認知症患者のうち、約7割がアルツハイマー型だと推定されている。アルツハイマー型認知症は、脳の神経細胞が減っていくことで、脳が萎縮し、認知機能が衰えていく疾患だ。患者の脳にはアミロイドβとよばれるタンパク質が蓄積することが確認されている。アミロイドβは健康な人の脳内にも存在していて、体内の酵素の働きによって分解され排出されている。だが、何らかの理由で正常な分解がされなくなると -
「アルツハイマーの原因はアミロイドβ」根拠論文が捏造だった
2022/08/04 15:50<認知症の治療薬の開発のため、さまざまな国や企業が投資してきた数千億円もの研究費と、16年の歳月が無駄になってしまうかもしれない>いま、医学会にこんな動揺が広がっている。きっかけは、7月22日に、米国の科学誌『サイエンス』にある記事が掲載されたことだ。医療ガバナンス研究所理事長で、内科医の上昌広さんがこう解説する。「2006年に米国で発表されたアルツハイマー型認知症についての重要な論文が捏造ではな -
「血管」「骨」の状態に加えて「性格」も…“オーバー100歳”に見る共通点
2022/08/03 15:50「『百寿者』と呼ばれる100歳以上の人たちが長生きできるのは、特殊な長寿遺伝子があるためとは限りません。寿命に対し遺伝が関連しているのは25%ほど。残りは環境的要因が占めます。特に50代以降の生活習慣が大きく影響します」そう語るのは、慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターの新井康通教授だ。百寿総合研究センターでは、30年以上にわたって全国各地の100歳以上の人たちを訪ね歩いて健康状態を調査してきた -
カメラ、ダンスが効果大…“うつリスクを下げる”高齢者の趣味
2022/07/27 11:00「3年間の追跡調査によって、『65歳以上で芸術文化的な趣味を持つ人は、うつになりにくい』ということがはっきりとわかりました」そう話すのは、国立長寿医療研究センター老年社会科学研究部の野口泰司研究員。同センターの研究グループは今年4月、高齢者の趣味とうつの発症との関連を分析したデータを発表した。これまで英国を中心に、音楽や絵画などの芸術文化的活動、いわゆる“アート活動”がうつや認知症の予防になること -
人生100年時代に知りたい…専門家に聞いた高齢者でも働ける仕事は?
2022/06/08 11:00【中編】保育施設に、コールセンター…実際に働く人が語る「シニアの仕事」から続く「超高齢社会の日本は、年金財政が悪化の一途をたどっています。60歳定年で65歳まで再雇用するシステムの会社は多いのですが、『65歳以降も働き続けたい、働き続けなければいけない』と考える人は多いのではないでしょうか」こう語るのは、キャリア・アドバイザーの上田信一郎さん。人生100年時代、65歳以降の夫婦2人で暮らす歳月が「 -
保育施設に、コールセンター…実際に働く人が語る「シニアの仕事」
2022/06/08 11:00【前編】「定年後はそば店に」が失敗パターン 専門家教える高齢者の就職から続く「超高齢社会の日本は、年金財政が悪化の一途をたどっています。60歳定年で65歳まで再雇用するシステムの会社は多いのですが、『65歳以降も働き続けたい、働き続けなければいけない』と考える人は多いのではないでしょうか」こう語るのは、キャリア・アドバイザーの上田信一郎さん。人生100年時代、65歳以降の夫婦2人で暮らす歳月が「3 -
「定年後はそば店に」が失敗パターン 専門家教える高齢者の就職
2022/06/08 11:00「超高齢社会の日本は、年金財政が悪化の一途をたどっています。60歳定年で65歳まで再雇用するシステムの会社は多いのですが、『65歳以降も働き続けたい、働き続けなければいけない』と考える人は多いのではないでしょうか」こう語るのは、キャリア・アドバイザーの上田信一郎さん。人生100年時代、65歳以降の夫婦2人で暮らす歳月が「30年ある」ことを前提に生活設計する必要があるという。2019年の金融庁の報告 -
老々“相続”で揉めない秘訣 高齢の相続人が認知症の場合は?
2022/05/26 15:50「相続人の一人が認知症に……」 「わが家は相続人が行方不明」親が90歳、100歳まで存命なのは心強いが、そのぶん、子世代も60代、70代と高齢になる。勃発してくるのが「老々相続」問題だーー。「老々相続とは、高齢の親の財産を老いてきた子世代が相続すること。長年、老々介護をしてやっと親御さんを見送った後、『老々相続』という仕事が待っています。少しでも困らないために、いまから準備をしておくことは大事です -
雷に打たれやすくなる?高齢じゃないと受けられない?人工関節に対する誤解
2022/05/25 11:00「体に人工物を入れるのは怖い」と抵抗を感じる人も多い、人工関節。しかし、痛みが取れて自由に歩けるようになるため、「人工関節にしてよかった」と喜んでいる人がとても多いそうーー。近年、手術を受ける人が増えた“人工関節”。女優の中村玉緒(82)も、’17年に変形性股関節症で人工関節にする手術を受けている。それまでは、杖を突いて歩いていたのが術後は楽に歩けるようになったという。また、女優の堀ちえみ(55) -
都道府県で違いが…要介護認定の割合が高いのは大阪府
2022/05/05 11:00「うちの県は認定されやすい」「うちはされにくい」。介護関係者の間で、しばしばそのような会話があるという。要介護認定を受けやすいのはどの都道府県なのだろうかーー。「ある県の介護事業者は『これまでよりも要介護認定を受ける人が減っていると感じています』と言っていました。近年、全国的に要支援、要介護の認定が抑制されており、これまで受けられたサービスが、受けられなくなるケースが出ています」こう語るのは『図解 -
当事者が明かす「要介護認定の裏側」訪問調査の注意点は?
2022/05/05 11:00要介護認定には要支援1〜2、要介護1〜5の要介護度がある。要介護度が高くなるほど、受けられる介護サービスは多くなるので、要介護認定は介護を受ける人にとっても、介護する家族にとっても大事な問題だ。だが、高齢化による介護費用の増大を受け、全国的に要介護認定の“抑制”が行われているという。今までなら、認定を受けられたような人に「非該当」の判定が出たり、予想よりも低い要介護度の判定が出たりしているとの声が -
専門医が高齢者のワクチン3回目接種に「モデルナ」を推奨する理由
2022/02/10 06:00《閣僚について、追加接種はモデルナ社製ワクチンをーー》2月1日の閣僚懇談会で、堀内詔子ワクチン担当大臣は、全閣僚に対しこう呼びかけたーー。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」がますます猛威をふるっている。新規感染者は全国で10万4,470人(2月3日)となり、第5波の1日あたり最多感染者数だった2万5,990人(’21年8月20日)の4倍近くになっている。オミクロン株は「重症化しないんでしょ -
来年「後期高齢者の医療費2割負担」開始へ...対象者は?
2021/12/17 11:00総務省の’20年の統計によると、65歳以上の就業者数は男女合わせて906万人。これは高齢者の約25%に当たり、17年連続で増加中、今後も増え続ける見通しだ。「みんな一生懸命に働いているのに、国は年金の受給開始年齢をどんどん後ろ倒しする方向。後期高齢者の医療負担も一部で増加しますし、不安は募るばかりでしょう。さらに、コロナ不況でいったん見送られていた、家計にさらなる負担をかける政策が再び動きだすこと -
浴室だけじゃない!深夜のトイレ、早朝の玄関…ヒートショックの危険は家中に
2021/12/16 15:50コロナ禍の東京で、救急搬送された患者の生存率が大きく低下していたーー。先日、衝撃的ともいえる調査結果を発表したのは日本医科大学などの研究グループ。昨年3月~今年1月の東京都の救急搬送について調査をしたところ、病院外で心停止して救急搬送された患者の1カ月後の生存率が、コロナ前の19年の6.3%から、4.7%に低下していたことがわかったのだ。その要因について、同調査を行った日本医科大学付属病院救命救急 -
飯塚被告 禁錮5年の妥当性に「気持ち的には短い」とジレンマの声
2021/09/03 11:009月2日、過失運転致死傷の罪に問われていた旧通産省工業技術院の元院長・飯塚幸三被告(90)に禁錮5年の実刑判決が東京地裁から言い渡された。判決結果には納得しつつも、“違和感”を隠しきれない人が続出している。'19年4月に、東京・池袋の路上で運転する乗用車を暴走させた結果、9人に重軽傷を負わせただけでなく、松永 真菜さん(享年31)と娘の莉子ちゃん(享年3)の命を奪った飯塚被告。各メディアによると、 -
専門家が選んだ「持病あり、高齢でも入れる医療保険ベスト4」
2021/07/15 06:00少しでも安く、よいサービスの保険に加入したい。そうは思っても、厳しい条件をオールクリアするのは困難だ。悩みを抱えるあなたに、専門家が新提案。「引受基準緩和型医療保険」をご紹介ーー!「以前は、『持病があっても入れます』『高齢でも入れます』という宣伝文句の『引受基準緩和型』は、割高で不利だから入ってはいけないと注意喚起してきました。ところが近年、保険各社の商品の改定が進み、通常の医療保険とほぼ同程度の -
「持病があっても入れる医療保険」は入りやすい時代に
2021/07/15 06:00「最近は30代、40代の人でも不眠に悩んでメンタルクリニックに通院したり、血糖値が高く薬を服用しているなど、何らかの持病がある人も少なくありません。こうした人が一般の医療保険に加入しようとすると、持病を理由に断られたり、また正しく告知をしていないと告知義務違反で、契約が無効になるリスクもあります」こう語るのは『NEWよい保険・悪い保険2021年版実名ランキング』(共監修)などでおなじみの保険のプロ -
秋野暢子も苦悩…“60歳以上はペット飼わないべき?”論争が勃発
2021/06/24 11:00「今年の春に秋野さんがかわいがっていた愛犬・レイチェルが亡くなって以来、彼女はペットロスの状態に陥ったんです――」こう話すのは、秋野暢子(64)の知人だ。秋野の4月8日付のブログの投稿には、今年3月に死んだレイチェルのこと、新しいペットを探すべきか否か悩んでいることなどがつづられている。《今夜も居ないはずの、枕元のレイチェルを手探りで確認しようと真夜中に目覚めてしまってしまった。こんな感じをペット -
沖縄県民「早くワクチンを」 長引く自粛、疲労蓄積
2021/05/20 13:30県内の新型コロナウイルス新規感染者が初めて200人を超えた19日、県内ではワクチン接種などを求める声が上がった。まん延防止等重点措置では感染拡大が止まらず、県は国に緊急事態宣言を要請した。長引く自粛に経済的、精神的な疲労が蓄積している。読谷村の松田昌次さん(71)は「高齢者にとっては1年以上、地域の集まりもなく、精神的にもつらい状況だ」とこぼす。今後はさらに交流が難しくなる恐れがあり「若い人は車で