がんの最新ニュース
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花粉症の人ではがんリスクが半減する可能性 東京大学特任教授が指摘
2023/03/30 11:00スギ花粉の飛散量がピークを迎え、ヒノキ花粉も飛び始めたこのごろ。環境省は、関東・北陸・中国地方の今年の花粉量は過去10年で最大となると予想していた。昨年よりもひどい花粉症の症状に悩まされている人や、今年になって花粉症を発症してしまった人も多いのではないだろうか。そんな憂き目にあっている花粉症の人に、ある“朗報”が。「花粉症の人は、がんによる死亡率が約半分になったという研究結果があるのです」こう語る -
大腸がん治療費「早期発見」と「他臓器に転移後」では約440万円もの差が!
2023/03/15 06:00「比較的進行が遅い大腸がんは、しっかり検査することが早期発見・早期治療につながります」と語るのは、相馬中央病院(福島県)の消化器病専門医・齋藤宏章さんだ。「まず、大腸がんは症状のないうちから見つけるのがポイント。入口になるのは、会社の健康診断や、自治体のがん検診に組み込まれている年1回の便潜血検査です。体の負担がなく、自治体などで受ければ無料~500円ほどなので、コスパのいい検査といえます。大事な -
女性のがん部位別死亡数1位の大腸がん……「赤肉好き」は要注意!
2023/03/15 06:00大腸がんによる死亡者数が増え続けている。日本では女性の6人に1人ががんで亡くなっているが、なかでも大腸がんはもっとも多く、2021年には2万4千338人(男性は2万8千80人)が命を落としている。「今から50年ほど前までは、大腸がんの手術があると、医師たちは『珍しいね』と言っていたほど。1963年の統計によると、大腸がんで亡くなった女性は2千953人ですから、60年間でおよそ10倍に膨れ上がりまし -
がん生還FPと経済評論家の体験記「100万円あれば保険は不要」「入っておけばよかった」
2023/03/08 15:50「私はがん保険に入る必要はないと思っていたし、自分ががんになってみて、改めて確信しました」こう語るのは、経済評論家の山崎元さんだ。日本人の2人に1人が、がんになるといわれている。近年も、’22年12月にあき竹城さん(享年75)と高見知佳さん(享年60)が亡くなった。50代以上の女性にとって、がんは身近な問題だ。特に気になるのは、お金の問題。専門家はどう考えているのだろう。そこで、がんから生還したお -
発がん性物質PFASによる水汚染が全国で…危ない街は114カ所も!身を守る方法は?
2023/02/16 06:00「自分の血液から、こんなに高い濃度の発がん性物質が検出されるなんて……」そう驚くのは、東京都国分寺市在住の竹内和子さん(仮名・67)。竹内さんが語る発がん性物質とは、有機フッ素化合物(以下、PFAS)のこと。水や油をはじく作用があり、フライパンのコーティングや撥水加工された衣類などに多用されている化学物質で、約4千700種類あり、代表的なものにPFOA、PFOSがある。PFASは自然界で分解されに -
無料やワンコインも!格安がん検診9「知らないうちにステージ4」の悲劇を防いで
2023/01/30 11:00「昨年、タレントの高見知佳さん(享年60)が急逝しましたが、子宮がんが疑われ、判明したときは、すでにステージ4。さらに大腸や卵巣、肺、脳や骨など全身の臓器に転移していたそうです。病気判明の直前まで、参議院選の選挙活動をしており、落選後も地元の市議会議員選も見据えていたということですから、死の直前まで、病気の自覚がほとんどなかったのでしょう」(芸能記者)これほどまでに、がんは静かに全身を蝕んでしまう -
佐野史郎語る「敗血症で死の覚悟」娘の版画が救ってくれた命
2022/11/25 06:00「血液のがんと診断され、抗がん剤治療を目指しているとき、免疫力が弱まったせいで敗血症に……。39度、40度の熱が2~3週間続くとさすがにキツくて“もうだめか”とあきらめた瞬間もありました」こう振り返るのは、俳優の佐野史郎(67)だ。多発性骨髄腫の治療から生還し、再び演じることの喜びを感じる日々に至るまでを本誌に語ったーー。「昨年4月、熊本県の映画祭に出席したときに少しだけ悪寒がして“新型コロナだっ -
堀ちえみ 食道がんも発覚で死を意識したことも…舌がん苦闘3年で強まった“歌への思い”
2022/10/29 11:00「まさか歌が歌えるなんて思いもしなかった。温かい皆さまが応援してくださったおかげで今の私がいると思っています」こう語ったのは、堀ちえみ(55)。闘病生活を経て、ついに堀はデビュー40周年記念ライブ「Chiemi Hori 40thプラス1 Anniversary Live ~ちえみちゃん祭り2023~」を来年開催する。10月27日に開いた会見では冒頭のように感謝の言葉を述べ、その姿に思わずもらい泣 -
筋トレのし過ぎにご用心…「週130分超で発がんリスク」が高まる
2022/09/14 06:00《筋力トレーニングをしすぎると、がんや心血管疾患(脳卒中、心筋梗塞など)の発症、総死亡(死因を問わない死亡)リスクが高くなる》こんな研究データが大きな注目を集めている。東北大学と早稲田大学、そして九州大学の共同研究グループが、これまで世界で発表された18歳以上の成人を対象とした筋トレの研究論文1252件を精査し、分析。筋トレの実施時間と、病気の発症と死亡リスクの関連について統合的に調査を行った。「 -
肝硬変や肝炎発症のリスクあり!成人の3分の1が「脂肪肝」持ちの日本人
2022/07/15 06:00「脂肪肝」という言葉は知っていても、人ごとと思っていないだろうか。実は、アルコールによらないことも多く、やせ型の女性でも安心できない。肝臓がんにもつながりうる「脂肪肝」の危険性とはーー。「肝臓がどこにあるか、わかりますか?」そう問いかけるのは肝臓外科医の尾形哲先生だ。肝臓は腹部の右上、胃の隣にあり、体重の約2%で1~1.5キロある人体最大の臓器。働きは、栄養を体の各器官が必要とする形に変える「代謝 -
秋野暢子「足かせになりたくない」“超前向き”食道がん闘病にあった一人娘への深慮
2022/07/15 06:00「6月末にお電話をいただき、絶句してしまいました。あれほど健康に留意している秋野さんが、がんに罹患するとは意外でした」驚きを隠さないのは、秋野暢子(65)と長年の交流がある医師。7月4日、秋野がブログでがんと診断されたことを明かした。《私のガンは頸部食道がんの重複ガンです。重複ガンとは転移したのではなく、数カ所同時ぐらいにできるんだそうです。食道の上下に3箇所みつかりました。ステージは2〜3だそう -
ウィッグ、タクシー代…治療費以外にも年間55万円が!がんでかかる本当の費用
2021/12/08 15:50「11月10日、国立がん研究センターの調査で、がんの10年生存率が過去最高の58.9%だったことが明らかになりました。2人に1人が罹患するといわれているがんですが、医療の発達により生存率は上昇傾向が続いています」こう語るのは『がんになったら知っておきたいお金の話』(日経メディカル開発)の著書もある“看護師FP”の黒田ちはるさん。「一方で、療養期間が長引けば治療費がかさんだり、仕事に影響が出て収入減 -
東ちづる 語ったコロナ禍にがん検査放置の悔恨「院内感染の恐怖もあった」
2021/12/08 11:00「昨年の夏、胃が痛みだしまして。最初は空腹時にシクシク痛くて。食べれば治まるんです。20代で十二指腸潰瘍を患ったときと似た痛みだったので、『あ、また潰瘍だな』と浅い知識で勝手に決めて考えていたんですね」そう苦笑いするのは女優・東ちづる(61)。昨年末に胃がんが発覚し、今年2月に手術。1週間と少しで仕事復帰を果たした。そんな彼女が悔いているのは、体調の異変を感じてから半年以上も医療機関への受診を先延 -
年代別“受診すべきがん検診”「40代は毎年肺がんと大腸を」
2021/11/11 11:00新型コロナの流行に隠れて、じわじわと「隠れがん患者」が増えているかもしれないーー。検診を控えた結果、見つかるはずのがんが放置されたままの人がたくさんいるようです。進行する前に、早めに調べておきたい!■外出自粛の余波で進行がんが続々発見される「’22年はがんが進行した状態で発見される人が例年よりも増えるはずです。コロナ禍でがん検診を怠っていたという人は要注意です」こう話すのは『知らないと怖いがん検診 -
「胃がん」「子宮がん」「すい臓がん」都道府県別「女性のがん」傾向
2021/07/28 15:50全国でもっとも高い青森県の乳がんの死亡率は、全国でもっとも低い山形県のおよそ2倍もあるという。地域差が生まれる理由を専門医に聞いた。理由を知ると、必要ながん対策も見えてきたーー。「一生のうちに2人に1人はがんになりますが、実はがんのかかりやすさや死亡率で各都道府県には顕著な差があります。この地域差を把握することで、自分が住む地域で当たり前になっている生活習慣を見直したり、がんに対する意識を高めたり -
「乳がん」「大腸がん」「肺がん」都道府県別「女性のがん」データ
2021/07/28 15:50全国でもっとも高い青森県の乳がんの死亡率は、全国でもっとも低い山形県のおよそ2倍もあるという。地域差が生まれる理由を専門医に聞いた。理由を知ると、必要ながん対策も見えてきたーー。「一生のうちに2人に1人はがんになりますが、実はがんのかかりやすさや死亡率で各都道府県には顕著な差があります。この地域差を把握することで、自分が住む地域で当たり前になっている生活習慣を見直したり、がんに対する意識を高めたり -
死亡率もっとも低いのは滋賀!「女性のがん」都道府県別の傾向
2021/07/28 11:00「一生のうちに2人に1人はがんになりますが、実はがんのかかりやすさや死亡率で各都道府県には顕著な差があります。この地域差を把握することで、自分が住む地域で当たり前になっている生活習慣を見直したり、がんに対する意識を高めたりすることが重要です」そう語るのは国立がん研究センター全国がん登録室の松田智大室長。’16年にがん患者の情報を各自治体が届け出をして、国が一元で管理する「全国がん登録」が始まって5 -
乳首がかゆいのは乳がんかも…!命にかかわる病気のサイン5
2021/07/21 06:00「ほんの些細な症状を放っておくと、あとで重大な病気のサインだったとわかることがあります。自分の体の状態をよく見ておき、変化に気をつけることが大切です」こう話すのは『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)にレギュラー出演中の総合内科専門医・秋津壽男先生。都内で秋津医院を開業している秋津先生は、先日もこんなケースに遭遇した。「20代前半の女性が便秘の相談に来たんです。問診してみると、この半年ほどで、 -
広田レオナも手術告白…“女性の肺がん”の危機意識が低い理由
2021/06/11 11:00《明日、肺ガンの手術します! 連ドラのお仕事がきていて、ちょっとアクションもあるので 身体の痛みを取りたくて病院に行ったら…偶然、肺ガンが見つかったのです》6月1日にブログ『明るい未来のための終活Blog』で、肺がんの手術を受けることを公表した女優・広田レオナ(58)。「6月2日に行われた手術は成功したと報じられています。広田さんは'18年に友人たちへ4度目の結婚を報告しました。22歳年下という現 -
西郷輝彦が選択した前立腺がん最新治療 治療費は約600万円
2021/05/21 06:00《前立腺がん、去勢抵抗性前立腺がん ステージ4って言うとね、もう横綱ですよ。だけど強くはない、強くはない…後がないんだ》5月12日、前立腺がんを治療するため、オーストラリアに渡ったことを自身の公式YouTubeチャンネルで明かした、西郷輝彦(74)。「西郷さんは'11年に前立腺がんの全摘手術を受けました。'17年に再発して以降、11回もの放射線や抗がん剤などの治療を続けてきました」(スポーツ紙記者 -
坂本龍一が始めた「死後もライブ」計画 世界初のMR導入へ
2021/05/20 15:50「実は“教授”こと坂本龍一さんが昨年末から音楽界で史上初の試みを始めていて、業界内で話題になっているんです」(音楽関係者)『ラストエンペラー』で'88年、日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞した坂本龍一(69)。絶えず時代の先端を走り続ける坂本だが、今年1月、公式HPで、昨年直腸がんが見つかり手術を受けたことを発表した。《大いに落胆しましたが、すばらしい先生方との出会いもあり、無事手術を終えて現在は -
運動でがんサバイバーに生きる希望を!元患者がサロン立ち上げ
2021/05/17 11:00「皆さん、こんにちは。今日は『スクワットのためのスクワット』というエクササイズです」真っ白な椅子、真っ白なテーブル、壁も床もカーテンまで真っ白な部屋で、パソコンの画面にほほ笑みかける広瀬眞奈美さん(58)。がん患者やがんサバイバー(がん経験者)のためのリハビリや運動、健康管理などを学べる一般社団法人キャンサーフィットネスの代表理事だ。昨年12月には、オンラインサロン「Hello!」を立ち上げ、Zo -
元患者がスタート!がん克服後の孤独を救うNY発フィットネス
2021/05/17 11:00家族にも誰にも相談できる相手がいない。親しかった人から連絡が来なくなる……。がんを生きぬいた後も、リハビリも満足にできず、孤独を抱えるがん経験者は実は多いのだ。がん患者やがんサバイバー(がん経験者)のためのリハビリや運動、健康管理などを学べる一般社団法人・キャンサーフィットネスの代表理事広瀬眞奈美さん(58)もそうだった。だが今は、NY発のがん患者向けフィットネスの指導をすることで、同じ悩みを持っ -
「闘病4年で夫ががん死」一生涯で失う金をシミュレーション
2021/04/22 11:00「柔道家の古賀稔彦さん(享年53)の訃報に接し、『夫がもし明日、がんになったら……』と“自分ごと”として受け止めた方も多いのではないでしょうか」こう話すのは、NPO法人「がんと暮らしを考える会」理事長の賢見卓也さん(45)だ。50歳ごろまでは女性のほうががんに罹患する人は多いが、50歳ごろから男性の罹患者が急激に増え、女性を追い抜いていく。まさに50歳は男性とがんの関係のターニングポイントなのだ。 -
「がんで夫が亡くなったら」かかる治療費と減る生活費は?
2021/04/22 11:00「柔道家の古賀稔彦さん(享年53)の訃報に接し、『夫がもし明日、がんになったら……』と“自分ごと”として受け止めた方も多いのではないでしょうか」こう話すのは、NPO法人「がんと暮らしを考える会」理事長の賢見卓也さん(45)だ。50歳ごろまでは女性のほうががんに罹患する人は多いが、50歳ごろから男性の罹患者が急激に増え、女性を追い抜いていく。まさに50歳は男性とがんの関係のターニングポイントなのだ。