シリーズ人間の最新ニュース
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泉ピン子語ったえなりかずきの“共演拒否”騒動への思い「悪口を言われても気にしない」
2022/07/31 06:00【前編】泉ピン子 橋田壽賀子さんの葬儀騒動に怒りの反論「先生の遺志を汚すのは絶対に許さない」から続く『おしん』『渡る世間は鬼ばかり』など数々の国民的ドラマに出演してきた女優、泉ピン子(74)。“元気印”の彼女も古希を超え、さらに昨年、「ママ」と慕った橋田壽賀子さんを看取ったことで、自らの人生の閉じ方について考えるように。現在は8月4日から主演を務める朗読劇『すぐ死ぬんだから』の準備に励むかたわら、 -
泉ピン子が明かす理想の死に方「芸能界と社会から自然にフェードアウトしたい」
2022/07/31 06:00【中編】泉ピン子語ったえなりかずきの“共演拒否”騒動への思い「悪口を言われても気にしない」から続く「ママ」と慕う恩人である橋田壽賀子さん(享年95)を昨年看取ったことで自身の終活についても考え始めたという泉ピン子(74)。夫婦の間に実子のいないピン子は、当然の備えとして、自分の死後に夫が残されたときのことまで考えている、と打ち明ける。「熱海のマンションは私の名義で、私がいなくなって死後離婚もあるか -
泉ピン子 橋田壽賀子さんの葬儀騒動に怒りの反論「先生の遺志を汚すのは絶対に許さない」
2022/07/31 06:00「橋田先生の臨終の場から、その後の葬儀、骨上げにも立ち会って、ずっと泣きっぱなしの私だったけど、最も悲しみを痛感したのは、一周忌から2カ月ほどした今年の6月半ばに、先生の遺骨を持って客船の『飛鳥II』に乗ったとき。もう、船へのタラップを上るところからダメだった。何度も歩いた通路を過ぎて、懐かしい客室にたどり着くまでずっと涙が止まらない。思い返せば、私、一人でこの船に乗ったことがないのよ。いつも橋田 -
BTS苦闘の練習生時代 JUNG KOOK大きすぎるソウルに抱いた不安
2022/07/23 06:00【前編】BTS苦闘の練習生時代 RMがグループの原点…SUGA辞退も考えたから続く「BTSは、『Dynamite』(’20年の世界的大ヒット曲)のころまでは自分の手の上にあったけれど、今は自分たちがどんなグループなのかわからなくなった。韓国のアイドルシステムは、人として成熟するための時間を与えてくれない」リーダーのRM(アールエム・27)が心の内を語ったのは、6月14日、世界的な人気を誇るBTSの -
BTS苦闘の練習生時代 RMがグループの原点…SUGA辞退も考えた
2022/07/23 06:00I Purple You。韓国語で「ボラへ」、日本語では「紫するよ」。ARMY(BTSのファン)なら誰もが知っている、“相手を信じて末長く愛し合おう”という言葉だ。ARMYに向けて、そして国連やホワイトハウスから、世界に向けて愛のメッセージを届けようとする存在となったBTS。惜しみない愛を与えるその姿の原点には、練習生時代に培われた友情と結ばれた絆があったのだーー。「BTSは、『Dynamite』 -
BTS苦闘の練習生時代 非公開練習生Vがデビュー危ぶまれたJIMIN救う
2022/07/23 06:00【中編】BTS苦闘の練習生時代 JUNG KOOK大きすぎるソウルに抱いた不安から続くKポップに詳しいライターの桑畑優香さんは、今後のBTSがさらに楽しみだという。「いつもキーポイントで思いもよらないものを繰り出してくる彼らです。個人の得意分野での新しい活動が始まるのか、ほかの展開もあるのか。どんな活動になるのか、多くの人たちがワクワクしているのではないでしょうか」ソウル在住の芸能ジャーナリスト、 -
高田馬場名物立ち食いそば屋が閉店に 女性店主供する天玉そばの味染みて
2022/07/10 06:00「うちの一番人気は、今も注文のあった天玉そば。天ぷらに卵で、一杯で栄養も満点でしょ」〈サイフ、マスク、カバン、スマホ、カサを忘れないで!〉立ち食いそば屋らしい店内の張り紙の脇に、6月末、こんな新しいメッセージが掲げられた。〈吉田屋そば店は、2022年7月31日を以て閉店いたします。46年の長きにわたり、ご愛顧いただき誠にありがとうございました。吉田屋そば店主 草野彩華〉ふうふう言いながらそばを食べ -
3代渡って通うお客さんも 名物立ち食いそば女性店主が見てきた人生模様
2022/07/10 06:00【前編】高田馬場名物立ち食いそば屋が閉店に 女性店主供する天玉そばの味染みてから続く「天ぷらそば。おばちゃん、卵も落としてね」 「はい、いつもの天玉そば1丁! 今日も暑いわねえ」東京・JR山手線の高田馬場駅改札から、徒歩30秒。駅前の早稲田通りの横断歩道を渡ったすぐ角に、カウンターのみ8席の立ち食いそば「吉田屋」はある。紺色のそば屋の暖簾のすぐ上に寿司屋の看板もある独特の店構えだが、その理由はのち -
87歳DJのSumiRockこと純子さん 昼は大人気餃子店、夜は歌舞伎町で客を沸かせる
2022/07/03 06:00ミラーボールがギラギラ回る。縦横無尽に飛び交うレーザー。強烈なビートを刻む大音量のEDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)にノって、国籍、職業、ジェンダー、年齢も問わない実に多様な人々が体を揺すり踊り狂う。ここは東京・新宿歌舞伎町のド真ん中。「新宿のおもちゃ箱」とも呼ばれるクラブ『Tokyo Decadance Lounge DecaBarS』(以下、デカバーS)だ。6月4日深夜24時55分 -
ギネス認定の87歳DJ純子さん「年齢まったく気にしない」77歳からスクールに
2022/07/03 06:00【前編】87歳DJのSumiRockこと純子さん 昼は大人気餃子店、夜は歌舞伎町で客を沸かせるから続く87歳。ギネスに登録もされている最高齢DJが日本にいることをご存じだろうか。77歳でスクールに通い出し、今年でDJ歴10周年の岩室純子さん(87)だ。昼は大人気店「餃子荘ムロ」の味を作った大ママ、夜は歌舞伎町のフロアを沸かすカリスマDJ SumiRock。そんな彼女は「年齢なんて一切気にしない!」 -
目が見えない夫婦の子育て 家族でかけあうたくさんの「ありがとう!」
2022/06/26 06:00【前編】全盲の弁護士と音楽家の夫婦 子どもたちの笑顔は心に映ってから続く夫婦それぞれに「もし、目が見えたら何を見てみたいですか?」と尋ねた。「子どもたちの顔が見たい」こう即答したのは誠さん。いっぽうの亜矢子さんは、「私ももちろん子どもたち。でも、私は幼いころから鏡を見るのが夢だったので、まずは鏡かなぁ」そしてふたたび、大胡田家。「今日のお肉、おいしいね〜」食卓からは、子どもたちのうれしそうな声が聞 -
全盲の弁護士と音楽家の夫婦 子どもたちの笑顔は心に映って
2022/06/26 06:00「響、テレビはいったん消してさ、お肉に塩、胡椒してくれない?」それはある週末の、大胡田家の光景。エプロン姿の父・誠さん(45)に呼ばれて、長男・響くん(9)が台所にやってきた。耳をそばだてるようにして、息子が隣に立ったことを確認すると、父は「はい、これ」と2つの調味料入れを手渡す。だが、大好きな野球中継を中断させられた小学4年生は、少しむくれた顔でそのうちの1つを突き返した。そして、少しぶっきらぼ -
元ITウーマンが開いた“1食無料”の食堂 誰もが安心できる居場所を
2022/06/19 06:00【前編】50分のお手伝いで1食無料の大人気食堂! 食品ロス0で黒字の秘訣から続く東京・神保町に店を構える「未来食堂」は、コの字型のカウンターに12席だけの小さなお店。メニューは日替わり1食のみで、昼時には行列ができるほどの人気店だ。店主の小林せかいさん(38)は、飲食業界の常識破りのアイデアで「誰もが受け入れられる食堂」をコンセプトに経営している。50分間、お店の手伝いをすることで無料で1食が食べ -
50分のお手伝いで1食無料の大人気食堂!食品ロス0で黒字の秘訣
2022/06/19 06:00古本の街として知られる東京・神保町駅のすぐそばに「未来食堂」はある。雉子橋通り沿いの日本教育会館地下1階。昭和のにおいのする飲食店街のいちばん手前だ。5月24日午前9時。店舗の前には6箱もの段ボール箱が所狭しと広げられ、その日の“まかないさん”の田中さん(62)が、タアサイの傷んだ外葉をむしっていた。「おはようございます。今日は朝8時半ごろから、掃除をしたり、野菜の下ごしらえをしています」そう話す -
金子鮎子さんが開いた“精神障害者雇用への扉”天皇陛下にご報告も
2022/06/12 06:001958年、NHK局員だった金子鮎子さん(88)は、ご婚約直前の美智子上皇后のお姿を撮影できたことが認められて、日本初の女性テレビカメラマンになることができた。順風満帆にみえた金子さんだが、紆余曲折を経て精神障害者支援への道を歩んでいくことになる。【前編】日本初の女性テレビカメラマン明かす「美智子さまご婚約直前の極秘撮影」秘話から続く■社会的に孤立していた精神障害者に寄り添いたかった念願のカメラマ -
日本初の女性テレビカメラマン明かす「美智子さまご婚約直前の極秘撮影」秘話
2022/06/12 06:00国民にとって、遠く離れていた皇室の存在を、一気に身近なものにされた美智子上皇后。ご婚約とともに始まった空前の“ミッチーブーム”の陰には、じつはひとりの女性がいた。その名は、金子鮎子さん(88)。元NHK職員で、日本初の女性テレビカメラマンであるとともに、精神障害者支援の第一人者でもある。■NHK職員から精神障害者支援へーー「美智子さまの肌は透けるように色白で、映像や写真で見るよりずっとおきれいでし -
松原智恵子「素敵な世界を見せてくれてありがとう」50年連れ添った夫へ贈るラブレター
2022/06/02 06:00【前編】松原智恵子語る50年の結婚生活 母の猛反対退けてまで夫に週刊誌記者を選んだ理由から続く’72年に結婚した松原智恵子さん(77)。人気女優が伴侶に選んだのは、大会社の役員やイケメン俳優ではなく、長年『女性自身』にも携わってきた週刊誌記者・黒木純一郎さんだった。松原さんと黒木さんの結婚生活は50年に及ぶのに、ほとんどケンカらしいケンカはなかったという。その秘訣について松原さんはこう語る。「お互 -
松原智恵子語る50年の結婚生活 母の猛反対退けてまで夫に週刊誌記者を選んだ理由
2022/06/02 06:00「『カムカムエヴリバディ』(NHK)で22年ぶりに朝ドラに出演しました。撮影は大阪で行いましたが、毎回行くのが楽しみで。深津絵里さんやオダギリジョーさんと現場でお会いできるのもうれしいのですが、大阪というところはおいしいものもいっぱいありますからね。特に“551蓬莱の豚まん”を買って帰るのも楽しみの一つでした」女優・松原智恵子さん(77)はふうわりとほほ笑んだ。松原さんが『カムカム〜』で演じたのは -
“場面緘黙症”で話せず不登校…14歳少女が行列店のパティシエに
2022/05/29 06:00滋賀県のJR近江八幡駅にも近い、美しい山並みの緑を背にした住宅街をしばらく行くと、突然、童話に出てくるような三角屋根に白壁の建物が現れた。「かわいい!」思わず、声が漏れる。ガラス戸を開ければ、客が3人でいっぱいになりそうな小さなお店。ショーケースに並んだ“みいちゃんのいちごムース”や“みいちゃんのにこにこプリン”というネーミングだけでなく、ハートのイラストなどデザインも楽しいケーキや焼き菓子に見と -
ケーキは私の“声”不安症で話せない14歳人気パティシエの挑戦
2022/05/29 06:00【前編】“場面緘黙症”で話せず不登校…14歳少女が行列店のパティシエにから続く「初めて来ました。三角屋根、ステキですね。みいちゃんをテレビで見て、応援したいと思ったのもありますが、実は、私自身がここ数日疲れ気味だったので、みいちゃんのお菓子で気分を上げてもらおうと思ったんです」取材中、市内から訪れたという60代の女性客は、そう話してくれた。ここは「みいちゃんのお菓子工房」。店長兼パティシエの杉之原 -
75歳、人生の繁忙期 歌人・永田和宏「天の妻はきっと褒めてくれる」
2022/05/22 06:00【前編】『ふたりの人を愛し…』歌人・永田和宏語る故・河野裕子さんとの青春から続く「愛する人を失った悲しみとは、伴侶や恋人の前で輝いていた自分がいなくなってしまった悲しみなのではないかと思う。河野を失ったとき、僕も僕自身が失われたに等しい思いでした」そう語ったのは、永田和宏さん(75)。日本を代表する歌人で、細胞生物学研究の第一人者だ。「河野」と呼ぶのは10年8月12日に乳がんで亡くなった最愛の妻・ -
『ふたりの人を愛し…』歌人・永田和宏語る故・河野裕子さんとの青春
2022/05/22 06:00「河野(かわの)の日記を、亡くなって10年近くも読めずにいたのは、いくら夫婦とはいえ、他人の心をのぞき見るようなことはできないと思っていたからです。それから率直に言えば、見るのが怖いという思いもありました」こう話すのは、日本を代表する歌人で細胞生物学研究の第一人者でもある永田和宏さん(75)。「河野」と呼ぶのは10年8月12日に乳がんで亡くなった最愛の妻・河野裕子さん(享年64)のことだ。裕子さん -
沖縄本土復帰50年 集団自決では祖母が祖父に「殺して」とせがんだ
2022/05/15 06:00【前編】男たちは妻や幼い我が子を手にかけ…沖縄を襲った集団自決の真実から続く今月15日で沖縄本土復帰50年を迎える。いまから77年前、米軍との地上戦に巻き込まれた多くの民間人があまりにも悲惨な最期を遂げた。ジャーナリスト、それに女性史の研究家である、宮城晴美さん(72)の家族も心に大きな傷を負った。その犠牲の上にいまがあるが「沖縄にはまだ戦後はない」と、宮城さんは訴える。現在の不穏な世界情勢を受け -
男たちは妻や幼い我が子を手にかけ…沖縄を襲った集団自決の真実
2022/05/15 06:00ここは沖縄・座間味島。那覇市の西およそ40kmに浮かぶ、エメラルドグリーンの海に真っ白い砂浜がまぶしい、楽園のような島だ。しかし、いまから77年前。現在の、のどかな島からは想像もできない凄惨な光景が、ここに広がっていた。太平洋戦争末期、日本の本土防衛の“捨て石”とされた沖縄。その沖縄で、真っ先に大きな被害を受けたのが座間味島だった。米軍が上陸すると周囲約24kmの小さな島で、島民たちは逃げ場を失い -
岩下志麻が語る北条政子像 多くの女性を庇護した“哀しい母親”
2022/05/08 06:00【前編】北条政子は“悪女”だったのか。妻、そして母としての苛烈な愛から続く大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、小池栄子が潑剌とした北条政子を熱演して話題だ。実際の北条政子といえば、従来「悪女」といわれてきたが、その真の姿は、激動の時代の中で、わが子をすべて失う悲劇に耐えながらも、尼将軍として権力をふるうことを辞さない傑物だった。政子の長女、大姫は、父・頼朝の命令によって婚約者を殺され、現代でいう摂食