戦後の最新ニュース
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戦後生まれの天皇皇后両陛下が紡がれる「記憶継承」の旅…平和を守る闘いは愛子さま世代に託された
2025/08/14 11:00戦後80年の節目となる今年。天皇陛下と雅子さまはこれまでに、硫黄島、沖縄、広島、そしてモンゴルを訪問されてきた。長年、皇室番組を手がける放送作家のつげのり子さんはこう語る。「天皇陛下と雅子さまが今年、戦争の記録や記憶を受け継ぐ場所を訪れられていることは、現代の日本人に忘れられようとしている悲劇の事実を、いま一度思い起こさせる意味があります。先日のモンゴルご訪問で、両陛下は日本人抑留者の慰霊碑を訪れ -
上皇ご夫妻 昭和天皇の遺志を壮絶な覚悟をもって受け継がれ…世界各地に広げられた“慰霊の旅路”
2025/08/13 11:00《75歳を過ぎたらもう、(慰霊の旅に)いらっしゃらなくていいんじゃないですか。いま倒れられたら困りますよと言ったら、(上皇)陛下が「そうはいかない。遺言だから」と……》童話作家の高木敏子さんは、『報道特集』(TBS系、2017年12月23日放送)の取材に、冒頭のように明かしている。昭和天皇の遺志を受け継いだ慰霊の旅に、上皇さまと美智子さまは壮絶な覚悟を持って臨まれてきた。元宮内庁職員で皇室解説者の -
《お召列車で車中泊も》戦禍に倒れた人々に思いを寄せ続けた…昭和天皇の戦後44年秘話
2025/08/12 11:001945年8月15日正午。昭和天皇が無条件降伏を受け入れる玉音放送を行い、太平洋戦争が終結した。日本全土が焦土と化し、国民は打ちひしがれていた。1946年1月、人間宣言によって“現人神”であることを否定した昭和天皇の戦後は、直接国民を励ますことから始まった。同年2月から8年半、米国の施政権下に置かれた沖縄を除く46都道府県を巡幸したのだ。近現代の皇室史に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは -
「実は、結婚や家族を持つことに少し距離を置いていたんです」奈緒 アメリカ訪問で起こった“結婚観の変化”
2025/08/03 11:00戦後80年を迎える今年、実在の日本人女性をモデルにした舞台『WAR BRIDE ―アメリカと日本の架け橋 桂子・ハーン―』が上演される。戦争という時代の荒波を越えて、アメリカ人兵士との“真実の愛”を貫いた桂子さん。その波乱の半生を演じる奈緒(30)は、この作品との出合いを「自分にとって大きなタイミングだった」と振り返る。「出身地の福岡が原爆資料館のある長崎に近いこともあって、戦争というものを子ども