琉球新報の最新ニュース
2621 ~3300件/3334件
-
辺野古問題「沖縄県民の抗議重要」 オリバー・ストーン氏強調
2016/08/15 14:00(写真・琉球新報社)【バークレー=問山栄恵本紙ワシントン特派員】米国の映画監督オリバー・ストーン氏は、日米両政府が進める米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について「私が言えることは移設問題を最重要課題として据え続けることだ。(県民の)抗議はとても重要なことだ」と述べ、辺野古移設断念に向けて県民が声を上げ続けることの大切さを強調した。同時に選挙で沖縄の民意を示すことの重要性も指摘した。12日、カリフ -
お迎え準備万端 きょうウンケー
2016/08/15 14:00(写真・琉球新報社)15日は旧盆入りのウンケー(お迎え)。ウヤファーフジ(先祖)を迎えるに当たり、那覇市の第一牧志公設市場周辺には14日、お供え物を買い求める人の姿が多く見られた。各店舗には三枚肉や中味汁用の肉類、かつお節やシイタケ、色とりどりの果物に魔よけのショウガなどが所狭しと並んだ。与那原町の仲山淳子さん(73)は「毎年、家族3代でご先祖さまを迎える。料理の準備などは大変だが、それ以上にみん -
闘将ハヤテ12回防衛 32年ぶり記録更新 夏の全島闘牛
2016/08/15 14:00(写真・琉球新報社)【うるま】沖縄闘牛会の中量級(970キロ以下)・軽量級(850キロ以下)の王者を決める「第7回夏の全島闘牛大会」(県闘牛組合連合会主催、琉球新報社共催)が14日、うるま市石川多目的ドームで開かれた。中量級全島一を決めるシーの一番では、「闘将ハヤテ」が1984年以来、32年ぶりとなる12回防衛を果たし、会場を沸かせた。土煙が舞う激しい技の応酬に約2500人の観客が熱い声援を送った -
「国内初 ろう通訳士活躍 宜野湾市・川上恵さん 米団体資格取得、国際会議経験も」
2016/08/12 11:00日本でただ一人、ろう通訳士の資格を持つ川上恵さん(写真・琉球新報社)4月から手話言語条例が施行され、コミュニケーション手段としての手話にあらためて注目が集まる中、県内の女性が手話通訳の専門的な訓練を受けた「ろう通訳士」として活躍している。沖縄聴覚障害者情報センターに勤める川上恵さん(40)=宜野湾市=は、2014年、全米手話通訳者登録協会(RID)のろう通訳士の資格を国内で初めて取得した。現在でも -
墜落の記憶、語り継ぐ 沖縄国際大ヘリ事故12年 大学生ら証言を朗読へ
2016/08/12 11:00朗読の練習に励む沖縄国際大の学生ら=10日、宜野湾市の同大(写真・琉球新報社)沖縄国際大学(沖縄県宜野湾市)に米軍ヘリが墜落した2004年8月13日から13日で12年が経過する。当時小学生だった同大の現役学生たちが墜落の記憶を語り継ごうと13日、大学主催の集いで被害者や目撃者の証言を朗読する。沖国大非常勤講師でフリーアナウンサーの佐渡山美智子さんが企画を呼び掛け、昨年から始まった。佐渡山さんは「朗 -
ロープを引くのは物足りない… 藁を編んで綱引き 南城・大里字古堅区
2016/08/12 11:00藁で編んだ綱引きを60年余ぶりに再現し、笑顔でカヌチ棒を差し込む上原区長=7月29日、南城市大里・古堅区の「ウマイー」(写真・琉球新報社)【南城】南城市大里の古堅区(上原良三区長)は7月29日、雨を乞うアミシ行事を開催した。60年余ぶりに、ロープではなく藁(わら)で編んだ綱での綱引きを復活させた。ロープだけで引くのは物足りない。藁で綱を作って地域活性化につないでいこうという要望に応え、区民30人が -
文化混在 表情多彩に 基地の街コザを散策
2016/08/10 12:00英語表記の看板が並ぶゲート通り=沖縄市胡屋(写真・琉球新報社)7月末、街歩きの観光案内をする観光ガイドの伊禮洋子さん(64)と共に「基地の街」と呼ばれる沖縄市の中心街を散策した。嘉手納基地へとつながるゲート通りは、英語の看板の飲食店が軒を連ねる。ドルが使えるてんぷら店(上間てんぷら店)などユニークな店も多い。■街の人と会話楽しむ 通りを歩いていると、インド出身のナンドワーニ・ラチェ・レッカラージュ -
【ルポ・着陸帯強行】反対へ全国から結集 同志、交流深め連帯
2016/08/10 12:00テント内で泊まり込むための準備をする座り込み参加者ら=8日午後8時40分、米軍北部訓練場のN1裏テント内(写真・琉球新報社)沖縄県東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設問題で、建設に反対する市民らが通称「N1裏」と呼ぶ場所に設置しているテントに5日以降、泊まり込みで運動に参加する人々が各地から訪れている。全国的に注目されてきた米軍普天間飛行場の名護市辺野古移 -
アオウミガメ ふ化30匹 大海原へ
2016/08/10 12:00自力で砂から出て海に向かおうとするアオウミガメの子ガメ =3日午後9時すぎ、大宜味村の海岸(写真・琉球新報社)【大宜味】大宜味村の海岸で3日午後9時すぎから、絶滅危惧種のアオウミガメ20~30匹がふ化した。大宜味村の子どもたちや保護者が午後7時ごろから徐々に砂浜に集まり、子ガメのふ化を見守った。子どもたちは卵からかえったばかりの子ガメが砂から出ようと手をパタパタさせてるのを見て「頑張れー」「あとち -
OISTと県、モズクのゲノム解読 新品種開発などに期待
2016/08/09 12:00(写真・琉球新報社)沖縄科学技術大学院大学(OIST)と県水産海洋技術センターなどの研究チームは、県内で養殖が盛んなオキナワモズクの全遺伝子情報(ゲノム)の解読に成功したと、9日付の専門誌に発表した。オキナワモズクに多く含まれ、抗炎症作用などの健康効果から近年注目が高まっているフコイダンについて、マコンブなど他の褐藻では4段階に分かれている生成工程(遺伝子)が、オキナワモズクでは3段階に減り、生成 -
渡嘉敷の日常、映画に 猪狩監督が移住し取材、撮影
2016/08/09 12:00(写真・琉球新報社)【渡嘉敷】映画監督の猪狩裕子さん(32)=東京出身=が4月から渡嘉敷村に移り住んで、同村を舞台にした新作の記録映画を製作している。来年1月には撮影を終える予定という。3月までは座間味島に住んで同村での映画撮影を終え、渡嘉敷村に渡った。猪狩監督は映画「きみの信じる神様なんて本当にいるの?」で、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)2013で準グランプリに輝き、「嘘と汚れ」で同201 -
渡嘉敷村チービシ、アジサシ2倍の1241羽に 保護対策が奏功
2016/08/09 12:00(写真・琉球新報社)県自然保護課は8日、県の鳥獣保護区である渡嘉敷村チービシ(ナガンヌ、クエフ、神山の三島)でアジサシ類の調査を実施した。約650羽が確認された昨年同時期の調査より約2倍多い1241羽の繁殖が確認され、順調な状態だった。環境省レッドリストの絶滅危惧種2類に指定されるベニアジサシやエリグロアジサシのほか、チービシでマミジロアジサシのひなが初めて確認された。ナガンヌではベニが約千羽、エ -
勇壮演舞、雨に負けず一万人エイサー
2016/08/08 13:00(写真・琉球新報社)第22回を迎えた2016年夏祭りin那覇「一万人のエイサー踊り隊」(同実行委員会主催)が7日、那覇市の国際通りで開かれた。時折雨が降る中、約4千人(主催者発表)が、曇り空を吹き飛ばすような勇壮な演舞を披露した。今年は去年の2倍以上の66団体が参加し、那覇市久茂地のパレットくもじ前から、同市安里のさいおんスクエア前までの10カ所でエイサーを踊り、観客を楽しませた。初めて同祭りを見 -
首相夫人が高江訪問 着陸帯反対の市民ら戸惑い
2016/08/08 13:00(写真提供・なしだぜんきちさん|琉球新報社)【ヘリパッド取材班】安倍晋三首相の妻・昭恵さんが6日、米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対する市民らが座り込むN1裏テントを訪れ、座り込み現場について説明を聞いた。突然の訪問に市民らは戸惑いを見せた。7月の参院選沖縄選挙区ではヘリパッド建設や米軍普天間飛行場の辺野古移設を容認する島尻安伊子氏の応援演説で来県していたことを踏まえ -
柱サボテン高く美しく 並里さん宅、次々開花
2016/08/08 13:00(写真・琉球新報社)沖縄県伊江村西崎区に住む並里重徳さん(80)の庭では、今年も真っ白いサボテンの花が咲いた。花は直径20センチほどで多い時には300個ほど付けたこともあるという。7月から11月ごろまで咲く。妻の益子さん(77)は「午後10時ごろから開花し、午前0時ごろには満開になる。花が開き切る瞬間はパチッというかすかな音が聞こえ、花が揺れる。その瞬間を見たくて、隣近所の友達も集まりお花見会を楽 -
「沖縄から代表を」東京五輪に空手追加決定で歓喜
2016/08/05 12:00(写真・琉球新報社)東京五輪の競技種目に空手が追加されることになり、翁長雄志知事が会長を務める沖縄伝統空手道振興会を構成する団体の長らは「沖縄代表を東京五輪に送りたい」「世界的に空手に関心を持つ人が増える」と歓迎の声を上げた。さらにこれを機に「ユネスコの無形文化遺産登録を目指したい」と期待を寄せる声も上がった。県空手道連合会の島袋善保会長は「沖縄発祥の空手が世界に評価されたということは非常に素晴ら -
「消化できないものお口に」 鶴保沖縄相、予算の減額示唆
2016/08/05 12:00(写真・琉球新報社)鶴保庸介沖縄担当相は4日の就任記者会見で、米軍普天間飛行場移設の作業遅れに関連して「予算額を減らすのは当然。消化できないものを無理やりお口開けて食べてくださいよでは、全国民の血税で使われているお金を無駄遣いしているという批判に耐えられない」と述べた。その上で「基地問題によって、振興策の中身を含め変わっていくのは十分当たり前のことだ。そういう意味では、振興策と基地問題は確実にリン -
「エイサー届けたい」北中城の若者 宮城、福島を訪問
2016/08/05 12:00(写真・琉球新報社)沖縄県北中城村内の青年会などで構成する「北中城村東北エイサープロジェクト」は8月6~8日、東日本大震災で被災した宮城県南三陸町と福島県新地町を訪れ、現地の祭りでエイサーを披露する。交通費などをオリジナルのカレンダーやタオルの販売、企業121社からの寄付などで集め、昨年12月のプロジェクト立ち上げから約半年で目標額500万円にめどがついた。プロジェクト実行委員会の金城光会長は「現 -
米軍属女性暴行殺人、那覇で公判 移転請求認めず
2016/08/04 11:00(写真・琉球新報社)米軍属女性暴行殺人事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪で起訴されたケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン)被告(32)が、裁判員裁判の管轄を那覇地裁から東京地裁に移転するよう求めていた件で、最高裁第二小法廷(小貫芳信裁判長)は3日までに、請求の棄却を決定した。1日付。公判は那覇地裁で開かれる。ケネス被告側は報道や抗議活動の影響で県民に予断があり、厳罰を望んでいるなど -
「海きれいですごい」 福島の子、イノー観察会 浦添
2016/08/04 11:00(写真・琉球新報社)福島県などからの避難者でつくる「沖縄じゃんがら会」の子どもら11人が7月21日、沖縄県浦添市のキャンプ・キンザー沖に広がるカーミージーの観察会に参加した。潮が引いたイノー(礁池)で「カーミージーの海で遊び隊」の浪岡光雄代表らから説明を受け、生き物たちの暮らしぶりに感嘆の声を上げた。夏休みに「じゃんがらキッズクラブ」として活動している子どもたちのうち7人が、保護者と一緒に参加した -
音楽で育む学ぶ意欲 琉響団員が楽器演奏指導
2016/08/04 11:00(写真・琉球新報社)「ドレミを続けて出してみよう」「勢いよく息を吹きかけて」。北谷町美浜にあるNPO法人エンカレッジ北谷教室で月2回の夕方、プロの演奏家の指導を受けながら、真剣な表情で金管楽器の練習に励む小中学生の姿がある。琉球交響楽団(琉響)が7月から北谷教室に団員を派遣し、トランペットやトロンボーンなど金管楽器の演奏法を教えるワークショップを開いている。受講は無料。子どもたちに音楽を奏でる喜び -
“元気の源”チャージOK 外食でしっかり朝ご飯
2016/08/03 13:00(写真・琉球新報社)夜型社会といわれる沖縄で朝営業の飲食店が増えている。中でも県産食材や無添加食材にこだわる店や一汁三菜がそろう店が人気を集めている。朝、出掛けるぎりぎりの時間まで眠り、何も食べずに慌てて出掛けているあなた。まずは一度、ゆっくり座って朝ご飯を味わいながら、一日のエネルギーを満たしてみるのはいかが。■旅人と一緒に 那覇市・沖映通りの裏路地にある「つきのわ食堂 朝ご飯屋 てんこもり」。 -
見上げれば満天の星空 米軍北部訓練場
2016/08/03 13:00(写真・琉球新報社)沖縄県東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場の上空は毎夜、満天の星空が広がる。眺めていると吸い込まれてしまいそうになるほどだ。昼間はヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設問題に揺れ、夜間も24時間体制で警備が行われている。8月5日午後6時からは、N1地区裏ゲートでヘリパッド反対集会が開かれる。 -
好評「やはむてぃ食堂」 公民館で300円ランチ 大宜味・田嘉里
2016/08/03 13:00(写真・琉球新報社)毎月第3木曜日、正午~午後1時のランチタイムの時間、沖縄県大宜味村の田嘉里公民館が食堂に変身している。その名は「やはむてぃ食堂」。「やはむてぃ」とは「田嘉里」の昔からの呼び名で、主催は田嘉里老人会(池原弘昭会長)。7月は21日が店開きとなり、にぎわった。メニューも季節によってたけのこ入りジューシー定食、沖縄そば定食、カレー定食など毎月変わり、老人会だけでなく区民の楽しみとなって -
優しい海、壊すのは一瞬 フリーダイビング世界記録の木下さん 辺野古の多様性に感銘
2016/08/02 13:00(写真・琉球新報社)沖縄県読谷村を拠点に活動する長崎県出身のフリーダイバーで、世界記録保持者の木下紗佑里(さゆり)さん(27)が1日、名護市辺野古の大浦湾で素潜りをした。世界各地の海を潜ってきた木下さんは「(大浦湾は)小さい魚、生き物がたくさんいて穏やかで優しい海だ」と印象を語った。米軍普天間飛行場の移設先として埋め立てが計画されることについては「単純にもったいない。500年、600年かけてできた