琉球新報の最新ニュース
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沖縄7月の暑さ、戦後一番だった 久米島1.1度、那覇などで0.9度高
2016/08/02 13:00(写真・琉球新報社)沖縄気象台によると、7月の沖縄地方の地域平均気温は平年より0.9度高くなり、1946年に統計を開始してから最も高い記録に並んだ。先島諸島付近を含む沖縄の南の海域の月平均海面水温は、平年より0.8度高い30.1度となり、解析値の存在する82年以降、最も高くなっている。地域平均気温平年差は、那覇、久米島、宮古島、石垣島、与那国島の5地点の気温の平年差を平均した値。平年に比べて、久米 -
おきなわ食べる通信 食材付き情報誌創刊へ 消費者と生産者つなぐ
2016/08/02 13:00「おきなわ食べる通信」の創刊準備号(写真・琉球新報社)こだわりのものづくりに取り組む生産者の情報と、その食材が2カ月ごとに一緒に届く情報誌「おきなわ食べる通信」が8月末、創刊される。情報発信に加え、キビ刈りなどの産地ツアーを通して、都市の消費者と生産者をつなぐ。同誌沖縄編集室の長嶺哲成編集長は「命の薬(ヌチグスイ)を作る生産者の思いを届けたい」と意気込んだ。「食べる通信」は東北を起点に生産者を応援 -
ハピナハ「体験型」口コミ広がる 菓子作り、外国客に人気
2016/08/01 14:00(写真・琉球新報社)森永製菓の人気商品ハイチュウや煎餅などの菓子作り体験で那覇市牧志のHAPINAHA(ハピナハ)を訪れる外国人客が急増している。今年3月から香港人や台湾人の予約が大幅に増加し、これまで体験者の9割が日本人だったが、現在多い日では全体の約半数を外国人が占める。急増する背景には会員制交流サイト(SNS)で体験の感想や予約方法などが口コミで広く紹介されていることなどが挙げられる。家族旅 -
「娘の命、諦めたくない」 陽茉莉ちゃん募金、目標額遠く 両親ら懸命訴え
2016/08/01 14:00(ひまりちゃんを救う会・提供|琉球新報社)拡張型心筋症のため心臓移植が必要な森川陽茉莉(ひまり)ちゃん(1)=横浜市=を支援しようと、父孝樹さん(30)=沖縄県うるま市出身=の同級生らでつくる「ひまりちゃんを救う会」などが、7月14日に沖縄県内でも寄付金を募り始めてから約2週間。懸命の呼び掛けが続いているが、29日現在の募金総額は2,275万円余で、目標の2億9,500万円の1割に満たない。 「救 -
炎天下 華麗に サルスベリ、オオホザキアヤメが盛り
2016/08/01 14:00(写真・琉球新報社)酷暑にも生気をもって咲くサルスベリ。一方、灼熱(しゃくねつ)をはね返すように咲く白い花、オオホザキアヤメが名護市内で盛りだ。夏を代表する花木の一つサルスベリは中国原産の落葉小高木。花弁は6枚あり、しわしわの独特な花冠。7月から9月まで長く咲く長距離ランナーだ。一つの花は数日咲くが、次々咲くので長い間咲いているように見える。中国では100日間も咲く意味で「百日紅」と書く。ミソハギ -
国、法軽視重ねる 県道に金網、協議せず伐採… ヘリパッド工事
2016/07/29 15:00(写真・琉球新報社)【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場の新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、沖縄防衛局が取るべき手続きを経ず、法的根拠が乏しい中、工事を強行しているケースがあることが明らかになった。弁護士や専門家が指摘している違法性が疑われるケースは(1)N1地区ゲート前の県道70号に設置した金網(2)ゲート前の市民のテント撤去(3)事前の協議をせず、立木(りゅう -
沖縄のしまくとぅばアニメで配信 本島・宮古・石垣編30話 NTT西日本、制作は学生
2016/07/29 15:00(写真・琉球新報社)NTT西日本沖縄支店は28日、専修学校インターナショナルデザインアカデミー(IDA)の学生4人が制作した沖縄方言アニメ「しまくとぅば教室」を同社が提供する情報機器の光BOXを通じて配信するサービスを始めた。アニメは約3分で、今後、本島編、宮古編、石垣編の計30話を順次配信する。アニメは姉弟のシーサーが先生役で登場し、日常会話で使用される言葉を紹介する。IDAの学生は、県が発行す -
地域と共に予防策立案 ラオスのマラリア激減 琉大・国際地域保健学教室
2016/07/29 15:00(写真・琉球新報社)原虫を持った蚊に刺されることで感染する病気・マラリア。現在の日本ではなじみが薄いが、世界の熱帯・亜熱帯地域では今なお多くの人々が命を落としている。このマラリアをラオスで激減させたとして4月、琉球大学医学部・国際地域保健学教室の小林潤教授がマラリア制圧に貢献した個人・団体に贈られる「ゼロマラリア賞」を受賞した。取り組んだのは、ワクチン開発などの医療技術ではなく、予防教育の普及や現 -
父の国ガーナに学用品贈りたい 谷口蒼美菜さん
2016/07/28 12:00ガーナに出向いて同国の子どもたちにパステルクレヨンやリコーダーを手渡そうと計画している谷口蒼美菜さん=25日、国頭村安田(写真・琉球新報社)【国頭】「自分に何ができるかな」-。国頭村に住む谷口蒼美菜(あみな)さん(安田小6年)は夏休みを利用して西アフリカ・ガーナの学校に自らの足で赴き、パステルクレヨンとリコーダーを贈る。母親の智美さん(42)と共に31日に那覇空港を出発、約2週間後に帰国する。学用 -
エイサー講座に集中 実践、エイ坊に質問も
2016/07/28 12:00沖縄市のキャラクター、エイ坊を交えたエイサーの出張講座=19日、沖縄市立越来小学校(写真・琉球新報社)【沖縄】市内青年会の紹介をはじめ、手踊りやサナジャー・チョンダラーなどエイサーの基礎知識、歴史を学ぶ出張講座が19日、沖縄市の越来小学校で行われた。旧盆を前に地元の青年会では練習が真っ盛りのエイサー。児童たちは、市のエイサーキャラクターのエイ坊も交え、質疑応答などを通してエイサーを学んだ。同校の5 -
観光ツアー費で子ども支援 居場所づくり「普天間プロジェクト」始動
2016/07/28 12:00普天間居場所づくりプロジェクト発起人の赤嶺和伸さん=27日、宜野湾市新城(写真・琉球新報社)【宜野湾】宜野湾市で平和観光と子ども支援を融合した「普天間居場所づくりプロジェクト」が動き出している。修学旅行生らを対象に市内各地を案内する「命どぅ宝ツアー」を実施し、集めた資金で子どもたちの居場所を運営する計画だ。子ども食堂の機能も含めた居場所「そいそいハウス」を8月中旬に開所するため、準備を進めている。 -
対米兵パトロールのはずが… 防衛省の派遣職員、高江警備だけ従事
2016/07/27 11:00防衛省から派遣され、沖縄本島内の巡回に出発する沖縄・地域パトロール隊=6月15日夕、沖縄市の沖縄総合事務局(写真・琉球新報社)【東京】防衛省が米軍属女性暴行殺人事件を受けた防犯パトロール要員として沖縄に派遣した職員60人を、東村高江のヘリパッド工事現場の警備だけに当たらせていることが26日、同省への取材で分かった。事件再発防止策とうたわれたパトロール要員は、実際には市民の抗議行動を抑える業務に従事 -
LGBT理解を 「おねぇカラーズ」講演
2016/07/27 11:00LGBTについて話すおねぇカラーズの(右)まーちゃんとらむちゃん、らんちゃん=12日、恩納村の仲泊小中学校(写真・琉球新報社)【恩納】恩納村仲泊小中学校のPTA文化教養委員会(千葉明子委員長)が12日、「色んな性と生~自分らしく生きる生き方・認め合う社会~」と題して、LGBT(性的少数者)の当事者団体「おねぇカラーズ」(城間勝代表)を招いて講演会を催し、PTAや教師などの学校関係者約20人が話に聞 -
沖縄の「おいしい」台湾でPR モズクや菓子など80種
2016/07/27 11:00「日本今昔全国商品展」の沖縄ブース=26日、台湾・台北市の太平洋そごう(写真・リウボウインダストリー提供|琉球新報社)台湾大手百貨店・太平洋そごうの基幹店「忠孝店」(台北市)で26日、日本物産展「日本今昔全国商品展」が開幕した。台湾で日本文化や観光に対する人気が高まる中で、デパートリウボウ(那覇市)が沖縄ブース「リウボウセレクト沖縄逸品展」の企画・取りまとめを担い、沖縄限定の菓子類を中心に約80種 -
天然記念物ノグチゲラの巣穴29ヵ所 沖縄・東村高江の米軍ヘリパッド建設地周辺 07年にアセス記載も米軍の運用優先
2016/07/26 12:00(写真・琉球新報社)米軍北部訓練場(沖縄県国頭村・東村)の部分返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設計画で、ヘリパッド新設候補地の「G地区」周辺の13カ所、南西にある「H地区」周辺の16カ所で、国の特別天然記念物ノグチゲラの巣穴が確認されていたことが、那覇防衛施設局(当時)が2007年にまとめた環境影響評価(アセス)図書で分かった。専門家は「その場所が非常に自然豊かな森であることを示す数字 -
ポケモン グ~? 那覇で20代男性、夜通しゲームで路上寝か
2016/07/26 12:00(写真・琉球新報社)22日から全国各地に“出現”した「ポケモン」を、ハンターたちがスマホ片手に夢中で追い掛ける中、沖縄那覇市でモンスターハンティングによる疲労が原因とみられる路上寝が発生した。25日午前6時25分ごろ、一般人から「男性が路上で寝ている」との通報が那覇署にあり、署員が駆け付けたところ、那覇市若狭の歩道上に20代男性が倒れていた。署員が泥酔して寝込んだものとみて対応したが、アルコール反 -
「金属に落ちる」はうそ 沖縄・糸満の落雷事故で識者指摘 「事前の避難、徹底を」
2016/07/26 12:00(写真・琉球新報社)24日に沖縄県糸満市の美々ビーチいとまんで発生した落雷事故により、落雷の恐ろしさが改めて浮かび上がった。海や山のレジャーが増えるこれからの季節、いかに落雷被害を避けるか、日本大気電気学会会員の森本健志近畿大准教授に聞いた。「雷は金属に落ちる」と言われていたが、うそだ。雷は本来絶縁体の空気の中を何キロも進んでくる。どこに落ちるかは高さに左右される。また稲光と雷鳴の時間差から距離を -
「諦めないで頑張って」全国から支援続々 沖縄・高江
2016/07/25 15:00(写真・琉球新報社)沖縄県・東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設工事が再開された問題で、建設に反対する市民らに対し、全国各地から支援物資が続々と届いている。市民らがN1地区ゲート前を封鎖するために駐車していた車両やテントが撤去され、資機材が搬入された22日以降、さらに支援物資が増えた。東村高江の「ヘリパッドいらない市民の会」のメンバーは「勇気づけられる。本当に -
安全の合言葉「ういてまて」 神森小で着衣泳講習
2016/07/25 15:00(写真・琉球新報社)沖縄県・浦添市の神森小学校で14日、服を着たまま水に浮く「着衣泳」の講習があった。5、6年生約70人が参加し、水に落ちてしまった時には「浮いて待つ」ことを学んだ。市消防本部の隊員11人が講師となった。消防副士長の宮平昇さんが初めに「水の事故では、服を着けたままの場合が多い。水に落ちた時には浮いて助けを待つことが大切」と説明した。児童たちは、合言葉として「ういてまて」を声を合わせ -
沖縄・糸満のビーチで落雷直撃 男性重体 発生直前に注意報
2016/07/25 15:00(写真・琉球新報社)24日午後2時45分ごろ、沖縄県糸満市西崎町の美々ビーチいとまんで落雷が発生し、男性4人が負傷した。うち宜野湾市の会社員男性(40)が意識不明の重体で本島南部の病院へ救急搬送された。北中城村の自営業男性(50)、糸満市の土木業男性(50)、浦添市の会社員男性(36)の3人も雷の電撃傷による左手小指骨折や擦過傷などの軽傷を負ったが命に別条はないという。糸満市消防本部によると意識不 -
ヘリパッド工事強行許さない 高江で反対集会
2016/07/22 12:00(写真・琉球新報社)【東・国頭】21日開かれた米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)工事再開に抗議する市民集会には、開始の2時間前から県民らが続々、N1地区ゲート前に詰め掛けた。開始時間は平日の午後2時。会場の東村高江は那覇市から車で約2時間半以上かかる決して好条件とは言えない中で、1,600人(主催者発表)が集結。開始直前には県道70号の1車線を埋め尽くした。県民らが路上に止めた車列は -
島にスウェーデン料理店 北欧香る交流拠点に
2016/07/22 12:00(写真・琉球新報社)【久米島】久米島町嘉手苅にことし4月、スウェーデン料理の店「SMAKAKA(スモーカーカ)」が開店し、地域の交流の場として親しまれている。開店したのはスウェーデンから島に移住したアンナ・エドベリさん(53)。日本語をあまり話せないアンナさんをサポートしようと、地域の女性たちが店を手伝っている。料理はもちろん、アンナさんとの英語での会話を楽しみに来店する客も多く、店はにぎわいを見 -
閉館前の成人映画館、女性記者が行ってみた フィルムで味わう成人映画
2016/07/22 12:00(写真・琉球新報社)小雨降りしきる6月某日、周囲の目を気にしながら記者はコザ琉映館へ足を運んだ。赤いペンキが塗られた壁面は、所々コンクリートがむき出しになっていて、年季を感じさせる。静まりかえる劇場入り口には、本当に成人映画館か疑いたくなるほど快活なおばちゃんが、もぎりをしていた。「あいっ、あんた記者ね? もう最後だから、ゆっくり見ていったらいいさ」扉を開けると、ほこりとたばこの残り香が交じり、独 -
満島ひかりの弟・光太郎、フクオカと入団で基本合意 バスケB3リーグ
2016/07/21 12:00(写真・琉球新報社)バスケットボールB3リーグのライジングゼファーフクオカは19日、沖縄市出身の満島光太郎(興南高出―拓殖大)と選手契約に基本合意したと発表した。23歳の満島は身長183センチ、体重76キロ。ポジションはポイントガード、ガード。プロとしてスタートを切る満島は、チームのホームページで「チームの原動力になれるようフレッシュに頑張っていきたい」とコメントした。満島はドラマや映画などで活躍 -
さよならコザ琉映 31日閉館
2016/07/21 12:00(写真・琉球新報社)沖縄の日本本土復帰前からフィルム上映のみで興行を続けてきた映画館のうち、最後の映画館となっていたコザ琉映館=沖縄市照屋=が31日閉館する。映画館離れに加え、デジタル映画の普及でフィルム配信がなくなったことや建物の老朽化などが理由だ。戦後コザの隆盛期から時代とともに歩んできた映画館の終幕を惜しむ声が絶えない。8月には建物の取り壊しが始まる。具体的な跡地利用は決まっていない。コザ琉