琉球新報の最新ニュース
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国王・王妃 威風堂々 首里城祭開幕
2018/10/29 12:37琉球王朝の華やかな儀式や行事を再現する首里城祭(主催・同実行委員会)が27日、始まった。首里城正殿前の御庭(うなー)では午前10時半から「国王・王妃出御(しゅつぎょ)」があり、9月の「中秋の宴」で選出された国王の神山博行さん(26)=名護市=と王妃の長嶺彩葉さん(25)=沖縄市=が、鮮やかな衣装に身を包んだ姿を一般客の前で初めてお披露目した。首里城祭は11月3日まで行われる。首里城内の下之御庭(し -
沖縄文化を世界に 知花くららさん訴え ウチナーンチュの日記念トーク
2018/10/29 12:3530日の「世界のウチナーンチュの日」を記念し、世界を舞台に活躍する県出身者によるトークイベント(県主催)が26日夜、那覇市のパレット市民劇場で開かれた。来場者約370人を前に、琉球大学の宮里大八特命准教授が進行役を務め、県出身のモデルで女優の知花くららさんが国連世界食糧計画(WFP)日本大使の活動や沖縄の将来について語った。大学で教育学を学んだ知花さんは、当時から今の子どもたちには何が必要なのかを -
「男性の発想だけでは生き残れない」JTB初の女性執行役員が仕掛ける働き方改革
2018/10/26 13:00髙﨑邦子JTB執行役員インタビュー大手旅行会社、JTBの執行役員に女性で初めて就任した髙﨑邦子さん。「男性中心の企業文化のままでは会社は生き残れない」との危機感から現在、「働き方改革・ダイバーシティ推進担当」として女性の活躍推進の旗振り役を務めている。「営業担当の女性社員は1人だけ」という支店も珍しくなかった職場環境の中、女性社員を孤立させない仕組み作りに力を注いできた。多くの企業で「女性活躍推進 -
沖縄県内の小中学生不登校2589人 高校も全国の2倍 いじめ、暴力も過去最多
2018/10/26 13:002017年度の沖縄県内の国公私立小中高校で、対教師や生徒間、器物損壊などの暴力行為発生件数は、前年度から597件増え、過去最多の2042件に上ったことが25日、文部科学省の問題行動調査で分かった。欠席が年間30日以上となる不登校は、小中で2589人(前年度比176人増)、小中高と特別支援学校のいじめの認知件数は、1万2580件(前年度比98件増)だった。暴力行為、不登校、いじめのいずれも過去最多を -
宮古島のパーントゥとは? 集落の厄を払う神 無形遺産登録へ
2018/10/26 13:00文化庁は24日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関が「宮古島のパーントゥ」(宮古島市)や「男鹿のナマハゲ」(秋田)など8県10件の伝統行事で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」を無形文化遺産に登録するよう勧告したと発表した。宮古島のパーントゥは、宮古島市の平良島尻と上野野原(のばる)に古くから伝わる集落の厄を払い、福を招く伝統行事だ。ただ、同じパーントゥでも島尻と野原では外見や厄払いの方法 -
ママだってクラブに行きたい!そんな大人の欲求を満たす朝イベントが沖縄にあった
2018/10/25 12:00音楽やダンス好きが集まる「クラブ」と言えば、営業時間は夜~深夜。そして、薄暗い空間で大音量の音楽とアルコール、タバコの煙―というイメージだ。子育て中の人からすれば、夜子どもを預けてまでは行きにくい。ママから最も“遠い”場所のように思える。かつて毎週末クラブで遊んでいても、子どもが生まれてからは行かなく(行けなく)なったという人も少なくないだろう。子どもがいても、夜遊びができなくても、良質な音楽を楽 -
ユタにアザラシ、謎の巨匠も!濃すぎるキャラ群…沖縄の演芸集団FEC、25年目の野望と
2018/10/25 12:00まずはやること、そして続けることFECオフィス 代表取締役社長 山城 智二さん1993年春に事務所を設立、約半年後の10月に旗揚げした「演芸集団フリーエンジョイカンパニー」(通称・FEC)。現在は所属芸人50名を抱えるプロダクションとなり、25周年を迎える今年は記念イベント開催、音楽レーベル「Qwacchi-Noiz(クヮッチーノイズ)」でメジャーデビューを果たすなど、華々しい話題がたっぷり。社長 -
パーントゥ無形遺産 ユネスコ、8県「来訪神」登録へ
2018/10/25 12:00文化庁は24日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関が「宮古島のパーントゥ」(宮古島市)や「男鹿のナマハゲ」(秋田)など8県10件の伝統行事で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」を無形に登録するよう勧告したと発表した。11月26日から12月1日までインド洋のモーリシャスで開かれるユネスコ政府間委員会で、勧告通り登録が決まる見通しだ。県内からは2010年11月に組踊が単独でユネスコの無形文化遺 -
「予約の取れない料理塾」高木ゑみさん読谷にカフェ「Full cafe」オープン
2018/10/24 13:00著書「考えない台所」がヒットした料理家の高木ゑみさんがこのほど、東京から沖縄に拠点を移し、読谷村にオーナーシェフを務める完全予約制のリゾートカフェ「Full cafe」をオープンした。季節ごとの行事を先取りした料理教室も毎月開催している。15日、那覇市の琉球新報社を訪れた高木さんは「台所を制する者は人生を制する」と熱く語った。台所に立つ時間を楽しくするため、食を通したトータルコーディネートに力を入 -
自分の体 大切にしてこそ 乳がん治療経験「伝えたい」 西向ゆかりさん(JTA客室乗務員)
2018/10/24 12:572度にわたり、左右それぞれの乳がんの治療経験がある日本トランスオーシャン航空(JTA)の客室乗務員西向ゆかりさん(54)=宜野湾市。いずれも検診で見つかった。最初の乳がんにかかったのは、勤続25年がたった43歳のころだ。「乳がん検診で右胸が要検査になった。でも仕事の忙しさと、母を乳がんで亡くしていたこともあり、自分も同じ病気かと思うと不安で、すぐには再検査に行けなかった」と話す。勇気を振り絞り、数 -
ハワイの老舗ホテル「ハレクラニ」 恩納村に来夏オープン
2018/10/24 12:53恩納村名嘉真で建設が進められているホテル「ハレクラニ沖縄」が2019年7月26日に開業する。総支配人の吉江潤氏とセールス&マーケティング部長の市川明宏氏が23日、那覇市泉崎の琉球新報社を訪れて「沖縄や恩納村の活性化につなげて、地元の誇りになるようなホテルを目指したい」と決意を述べた。ハレクラニは1917年にハワイで創業したリゾートホテルで、ハワイ以外での開業は沖縄のみとなっている。客室数は360室 -
リゾ婚、中国市場開拓へ 沖縄県内協会、北京で聞き取り 映像商品、ビザなど課題
2018/10/23 12:00ウエディング関連企業でつくる沖縄リゾートウェディング協会(小川義昭代表理事)が、中国市場の開拓に力を入れている。リゾートウエディングと着地型観光を組み合わせた「リゾートウェディングツーリズム」のビジネスモデルの確立を目指し、観光庁のモデル事業に採択された。受け入れが進んでいない中国客へPRを強化し、中国本土での需要拡大と新たな顧客獲得を見据えている。同協会によると、沖縄でのリゾートウエディング実績 -
鳩間島スタート→→→ゴールは小浜島 竹富町人生ゲーム完成 全児童193マスに魅力詰め
2018/10/23 12:00【竹富】タカラトミー(東京都)の人気ボードゲーム「人生ゲーム」の沖縄県竹富町版が完成した。町制施行70周年と、人生ゲーム50周年の記念事業として企画され、町内小学校の全児童が地元ならではの情報をマスに書き込んで制作したオリジナルの人生ゲーム(非売品)だ。16日に町役場で完成発表会が開かれた。スタートの鳩間島とゴールの小浜島をつなぐ193マス全てに、各島々の魅力が詰め込まれた竹富町版人生ゲームに、学 -
お手柄球児に感謝状 消火協力の沖工生、笑顔
2018/10/23 12:00那覇市松川で21日に発生した民家火災で消火活動などに貢献したとして、那覇市消防局が22日、那覇市松川の沖縄工業高校で、同校野球部に感謝状を贈った。部員らは「地域に貢献できてうれしい。これからも地域に貢献できるよう頑張っていきたい」と決意を新たにした。高校グラウンドで練習中に火災を目撃した部員らは、校内から消火ホースを出して消火活動し、消防車両を誘導するなどした。2年生35人が消火活動に当たったとい -
村民ら藻場を観察 今帰仁、不発弾発見現場近く
2018/10/22 15:18【今帰仁】ジュゴンの回遊が確認されている沖縄県今帰仁村運天のウッパマビーチ周辺の環境を知ってもらおうと、北限のジュゴン調査チーム・ザンと村民有志は20日、観察会を開いた。ビーチ沖合では2016年8月、米国製の不発弾11発が見つかり、村は当初、不発弾を発見地点付近の海中で処理する方針だった。しかし、調査チーム・ザンと村民有志は7月、村に対し海上自衛隊に海中処理以外を要請するよう求める要請文を提出。村 -
バッグ盗難、スマホのGPS追跡で逮捕 那覇の商業施設で置引の容疑
2018/10/22 15:16沖縄県警浦添署は20日、那覇市の商業施設で買い物中の自営業男性(49)が買い物カートに掛けていた現金約220万円などが入ったトートバッグを置引したとして、自称同市の無職の男(41)を窃盗の容疑で逮捕した。男性の家族がバッグの中に入っていたスマートフォンの衛星利用測位システム(GPS)機能を利用し、浦添署管内を移動中だった容疑者の所在を突き止めた。警察官が急行し、容疑を認めたため、発生から2時間程度 -
ISSAさんが沖縄市の「夜の市長」に「安全で楽しい」と夜の市観光をPR
2018/10/22 15:14沖縄市観光物産振興協会(島袋隆会長)はダンスクラブや居酒屋、ミュージックバー、ライブハウスなど、沖縄市の夜の街の観光や文化をPRする「ナイトメイヤー(夜の市長)」に同市出身で「DA PUMP」のメンバーであるISSAさんを選んだ。21日午後、沖縄市役所前広場でナイトメイヤーの就任式が開かれ、ISSAさんは島袋会長からナイトメイヤーの任命書をもらった。会場にはISSAさんを人目見ようと多くの人が駆け -
モデルに挑戦して、自分の新たな一面に出会っちゃう?!
2018/10/19 12:00浦添市のラクアーモ(美里誠社長)が、アマチュアモデルの派遣事業を始めました。プロモデルとまでは言えないけど、サロンモデルはやったことがあるという人などがモデルとして登録し、アマチュアモデルとして企業CMやパンフレットの撮影などに派遣しています。9月下旬、那覇市内でラクアーモモデル(略して「ラクモ」)を起用した病院求人広告の撮影が行われました。その撮影風景をちょっとのぞいてきましたこの日の撮影は、那 -
台風影響? 秋に桜咲く 那覇市
2018/10/19 12:00大雨などぐずつき気味の天候が続いていた沖縄地方。18日は高気圧に覆われ、久々に青空が広がった。那覇市内の民家では季節外れのサクラが開花し、道行く人たちを驚かせている。同市松川の長嶺健藏さん(80)宅のヒカンザクラで、15年ほど前に名護市内で購入した苗木を玄関先に植えた。近隣にはサクラの木がある民家が多いが、長嶺さん宅の木は、とりわけ開花が早いと評判。それでも例年つぼみがはじけだすのは12月中旬ごろ -
教員4割 残業60時間超 保護者から「多忙解消を」 那覇JC調査
2018/10/19 12:00那覇青年会議所は8~9月、那覇市内の全小中学校の教職員と保護者にアンケートを配布し、回答をまとめた。回答した教職員の4割以上が月60時間以上の時間外労働をしていた一方、保護者の約8割は子どもの学校に「満足している」と答えた。自由記述に「先生の多忙化を解消してほしい」と書く保護者も多く、同会議所は「学校、親、地域の三者で改善を図る方法を探りたい」と話している。那覇青年会議所はこれまで子どもキャンプや -
毒グモ、沖縄市の公園で確認 特定外来生物 市が成虫と卵を捕獲
2018/10/18 12:00【沖縄】沖縄市東の若夏公園で毒性がある特定外来生物の「ハイイロゴケグモ」が確認され、市は注意を呼び掛けている。市建設公園課の職員が15日、同公園内で成虫と卵を捕獲した。一時的に遊具が使用禁止になっていたが、16日までに駆除し、現在は看板設置で注意喚起している。ハイイロゴケグモは大きさ約7ミリ~1センチ。毒を持つのは雌のみで、攻撃性はないが触るとかまれることがある。かまれると、痛みや熱感、かゆみなど -
週1で沖縄そばを食べ続ける地元カメラマンのオシ麺はフツーの上等
2018/10/18 12:00沖縄そば好きですか?10月17日は「沖縄そばの日」。沖縄に生まれて良かった~と思えるメニューの一つが沖縄そばです。(ちなみに他には『そーめんたしやー』と『ふーちゃんぷる』)「沖縄そばの日」でなくても、私は週1回は沖縄そばを必ず食べています。今回は、沖縄の自然と台湾を撮り続けている私・前田崇が独断で決めた、お薦め沖縄そば3店をご紹介します。沖縄そばの好みは人それぞれです。平麺、ちじれ麺、丸麺、かつお -
ぜひ、日本シリーズへ 議場がカープ一色に キャンプ地の沖縄市議会 全議員、執行部がウインドブレーカーで出席
2018/10/18 12:00【沖縄】プロ野球広島東洋カープがキャンプを張る沖縄市の市議会(小浜守勝議長)は、17日から始まるクライマックスシリーズで日本シリーズ進出を懸けて戦う広島を応援しようと、同日の9月定例会本会議に全議員がカープカラーのウインドブレーカーを着用して臨んでいる。昨年に続いての取り組み。ことしは事前の議会運営委員会で確認し、17日の一般質問から着用を開始した。議運の喜友名朝彦委員長は「沖縄市の元気にもつなが -
下地島―成田便就航へ 来年3月ターミナル開業 沖縄県宮古島市
2018/10/17 14:49下地島空港旅客ターミナル施設を整備する県や三菱地所、宮古島市らが15日、県庁で会見し、ターミナルを2019年3月30日に開業すると発表した。ジェットスター・ジャパンが来春、成田―下地島間の定期便を1日1往復することも決まった。九州や関西をターゲットに路線を増やす予定だ。台湾、香港、韓国などの国際線定期便やチャーター便の誘致にも取り組み、開業日までに就航決定したい考えだ。国内・外それぞれ3~5路線の -
渦巻く政府不信 区民投票求める動きも 辺野古区の個別補償拒否
2018/10/17 14:43【名護】米軍普天間飛行場の移設問題を巡り、防衛省から個別補償を拒まれた名護市辺野古区では、上京して直談判する動きや、移設の是非を問う区民投票を求める案も浮上している。移設受け入れ条件の大きな柱が崩れることへの衝撃は大きく、区民からは「思わせぶりな態度で期待させてきたのか」と政府不信が渦巻く。「地元の地元」が掲げてきた「条件付き容認」の土台は、大きく揺らいでいる。防衛省の方針を伝えられてから約1週間