琉球新報の最新ニュース
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人はなぜ「わからない」って言えない?大人と子どもが一緒にてつがくカフェで考えた
2018/03/22 14:00問いについて語り合う参加者ら=21日、浦添市のオーシャン21コワーキングスペース答えのない問いについて語り合う「第5回リアルてつがくカフェ」が21日、沖縄県浦添市のオーシャン21コワーキングスペースで開かれた。親子連れや中高生、大学生ら約25人が参加した。参加者は「なぜ『分からない』と言えないんだろう?」をテーマに、自分の体験や日頃の疑問などを語り合った。哲学対話の進行役(ファシリテーター)を養 -
シンクロガール14人に 沖縄で広め大きな舞台へ 1年超で選手3倍 那覇市・波之上スイミング
2018/03/20 14:00発表会に参加したシンクロナイズドスイミングのメンバー=那覇市の波之上スイミングスクール2016年に沖縄県内で4人のみだったシンクロナイズドスイミングの選手が今年3月時点で14人に増え、活躍の幅を広げている。選手を育成するのは那覇市の波之上スイミングスクール。九州大会で好成績を残した“憧れの先輩"の背中を追って入った小中学生の新メンバーは、17年11月には団体として初めて九州3位に輝いた。選手たちは -
福祉の就活に新しい風 主観重視の求人サイト、就職フェアはスーツ禁止
2018/03/20 14:00福祉業界を目指す学生に向け、各法人の若手社員が現場の様子をざっくばらんに語った「福祉就職フェア」=13日、那覇市の県総合福祉センターゆいほーる沖縄の福祉業界を盛り上げたいとユニークな取り組みを展開している若者たちがいる。福祉の求人サイトを運営する「fukushi works okinawa」(フクシワークスオキナワ)。求人サイトではあえて主観を重視し、介護や保育、障がいなど各分野の事業所の魅力を紹 -
体長3メートル オナガウツボ現る 小学生2人捕獲 名護市大浦湾
2018/03/20 14:00藤原倉一朗君(左)と大城ジュウダ君が捕獲した体長3メートルのオナガウツボ=11日、名護市大浦区沖縄県名護市大浦湾のマングローブ林近くで11日、大浦区の小学生2人が体長3メートル、重さ7・5キロのオナガウツボを捕獲した。緑風学園5年の藤原倉一朗君(11)と同4年の大城ジュウダ君(10)の2人は、普段からよく釣りなどをしている沈下橋へ遊びに行った帰り道、潮が引いた泥の中に動かない「大ウナギ」を見つけた -
西海岸道路開通 浦添・宜野湾 空港まで9分短縮
2018/03/19 16:00浦添市西洲と宜野湾市宇地泊を結ぶ約4.5キロの西海岸関連道路が完成し、一般車両の通行が始まった=18日午後5時すぎ、浦添市(小型無人機で撮影)沖縄県浦添市西洲(いりじま)と宜野湾市宇地泊を結ぶ西海岸関連道路(浦添北道路、臨港道路浦添線)が18日、開通した。那覇空港や那覇港、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターなどの主要施設へのアクセス向上や、国道58号の渋滞緩和が期待される。臨港道路浦添線(浦添市 -
公共LAN、1度で接続 3社連携、来月本格導入 (沖縄県)
2018/03/19 16:00沖縄県は観光客用に整備する公共無線LAN「Be.Okinawa Free Wi-Fi(ワイファイ)」について、最初に認証手続きを踏めば再認証の必要なくインターネットにつながり続ける「認証連携」のシステムを4月から本格導入する。一般的なWi-Fiは、移動に伴って運用事業者や施設が変わるたびに認証手続きをとらないといけないが、事業者間で認証情報を共有することで手続きのわずらわしさを解消する。沖縄セルラ -
未成年の飲酒搬送43人 2017年沖縄県 本紙医療機関調べ
2018/03/19 16:00飲酒がらみで救急搬送された未成年者が2017年の1年間で少なくとも43人いたことが、琉球新報が沖縄県内救急医療機関へ行ったアンケート調査で16日までに分かった。18、19歳で22人(51%)を占めるが、中学生以下に相当する15歳以下も12人(28%)いた。交通事故や意識障害などで命にかかわる事例もあった。低年齢から飲酒できる環境があり、飲酒によって県内の少年少女の身体に危険が及んでいる実態が浮かび -
カラフル熱帯魚が干物に 沖縄県産、特殊シートで色、味保つ 東京海洋大など19年度事業化目指す
2018/03/16 14:00沖縄県産魚の干物開発を目指す(左から)リバネスの岡崎敬大阪事業所長、濱田奈保子東京海洋大教授、エムスタジオの池間あかりさん、池間真也さん=15日、沖縄県庁沖縄の魚食文化を広げようと不動産コンサルティングを営むM―studio(エムスタジオ、沖縄県南城市)が、チヌマンなどこれまで市場に流通しなかった魚を使った干物の開発に取り組んでいる。魚から水分だけを取り除く特殊なシートを活用することで、乾燥機など -
隔離の傷跡伝える 精神障がい者「監置所」保存
2018/03/16 14:00本島北部に現存する精神障がい者を閉じ込める「私宅監置」の跡。県精神保健福祉連合会の関係者が調査した=3月15日精神障がい者を敷地内の小屋や自宅の一室に隔離する「私宅監置」制度。本土では1950年に廃止されたが、米国統治下にあった沖縄では72年の日本復帰まで法的に認められていた。同制度の歴史を後世に伝えようと、県精神保健福祉連合会(沖福連、山田圭吾会長)などが現存する「私宅監置」跡の保存や当事者の尊 -
辺野古初契約、総額270億円 防衛省、埋め立て5工区で
2018/03/16 14:00防衛省の担当者(左)に要請書を手渡す辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会のメンバー=15日、衆院第2議員会館防衛省は15日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画を巡り、今月2日に埋め立て工事業者と契約したと明らかにした。新基地建設に反対し、埋め立て土砂採取予定地の市民団体などでつくる「辺野古土砂搬出反対全国連絡協議会」(大津幸夫、阿部悦子共同代表)による聞き取りの場 -
”お麩”で健康お菓子 食材こだわり製造 COKOFU沖縄(浦添)
2018/03/15 14:00麩や無添加の県産食材など健康にこだわったお菓子を販売するCOKOFU沖縄の新垣伸也さん=12日、浦添市港川のCOKOFUCOKOFU(ココフ)沖縄(浦添市)が2017年8月から麩(ふ)、ココナツ、県産黒糖を主原料に作った菓子を製造、販売し、SNSやテレビ番組などで紹介され、観光客や健康志向の地元客に広がりつつある。オーガニック、県産など食材を厳選して製造し、植物由来の食品しか取らない人(ビーガン) -
7歳と66歳と愛犬ミッキーと… 朝の通学路で芽生えた友情 沖縄・中城
2018/03/15 14:00仲良くなり、お互いに出し合った手紙を見せる石原昌尚君(左)と知名悦子さん、ミッキー=中城村南上原【中城】朝の通学路での声掛けが、年の離れた2人と1匹の間に爽やかな友情を育んでいる。朝の通学路で知り合った沖縄県の中城南小学校1年の石原昌尚君(7)は、愛犬のミッキーと朝の見守り活動をしている知名悦子さん(66)と大の仲良し。知名さんのボランティア活動に石原君がお礼の手紙を贈るなど、交流を深めている。2 -
クルチの木、延焼を阻止 樹齢100年 火災から文化財守る
2018/03/15 14:00延焼を食い止めたクルチ。葉の半分ほどは焦げたままだ=津嘉山酒造所【名護】沖縄県名護市の国指定重要文化財「津嘉山酒造所」に隣接する平屋が昨年11月5日に火事で全焼した。名護消防の消火活動で津嘉山酒造所への延焼は阻止されたが、その際、別の“消防"も活躍していた。それは火事現場に近い場所に生えていた樹齢100年のクルチ(リュウキュウコクタン)だ。市民の間で「文化財を火事から守ったクルチ」と話題になってい -
「海の女王」那覇寄港 クイーン・エリザベス 2年ぶり2度目
2018/03/14 15:00沖縄に寄港した豪華客船クイーン・エリザベス号=13日午後0時すぎ、那覇港泊ふ頭若狭バース世界一周中の豪華客船「クイーン・エリザベス」(9万900トン、定員2091人)が13日午前、沖縄県の那覇港泊ふ頭若狭バースに寄港した。那覇に寄港したのは2016年3月以来2度目となる。「海の女王」と呼ばれるクイーン・エリザベスは英海運会社キュナード・ラインが運航している。現在の船は3代目で、約500億円をかけて -
ひめゆり新館長に普天間さん 初の戦後世代 島袋さん退任へ
2018/03/14 15:00沖縄戦で看護要員として動員され、多くが犠牲となった「ひめゆり学徒隊」の体験を伝える糸満市のひめゆり平和祈念資料館は13日、島袋淑子館長(90)が3月末で退任し、後任に普天間朝佳副館長(58)が就任すると発表した。1989年の資料館設立以来、館長は元学徒や元教師など戦争体験者が務めてきたが、戦後世代の就任は初めてとなる。元学徒らが高齢化する中、同資料館は「戦争体験者の世代から非体験者の世代へと引き継 -
出会いは中学時代の塾だった…曲と共に成長する2人 Kiroro20周年インタビュー(上)
2018/03/14 15:00「年を重ね曲も成長していった」と語るKiroroの玉城千春(左)と金城綾乃=宜野湾市内読谷村出身の玉城千春と金城綾乃による2人組ユニットKiroro(キロロ)がメジャーデビューして20年を迎えた。「キロロ」は、「人が踏み固めた広い道」「強い」などの意味があるアイヌ語をもとに名付けられた。その名前の通りに2人の強い思いが歌詞に詰まっている。玉城の透き通った伸びやかな歌声、金城のしっとりと奏でるピアノ -
ヒマワリの迷路楽しむ 福島から種、被災地と絆 平和祈念公園
2018/03/13 13:00迷路の中でやっと見つけたヒマワリを触って笑顔を見せる園児たち=3月11日、糸満市の平和祈念公園内(具志堅千恵子撮影)【糸満】東日本大震災発生から7年となった11日、沖縄県平和祈念財団(新垣雄久会長)は福島県のヒマワリの種から育てたヒマワリ畑の迷路を糸満市摩文仁の平和祈念公園子ども広場駐車場北側にオープンさせた。親子ら約200人が東日本大震災と沖縄戦の犠牲者に黙とうをささげた後、ヒマワリの迷路を楽し -
話している表情が見えないネットだからこそもっと「詭弁」に気をつける モバプリの知っ得!
2018/03/13 13:00イラスト・小谷茶(こたにてぃー)「詭弁」間違っていることを、正しいと思わせるようにしむけた議論。道理にあわない弁論。(大辞林より)インターネットは誰でも自由に意見を書き込むことができます。いろいろな意見が出てくる一方で、「これは詭弁じゃないか」と思える、乱暴な論説が広がる側面もあります。現在、世の中では「フェイクニュース」が注目されています。ありもしないこと、事実に基づかないこと、いわゆる「デマ」 -
学ぶ夢かなえ巣立ち 高齢者6人、夜間中学の珊瑚舎スコーレ卒業
2018/03/13 13:00在校生や家族たちから花束を受け取り、笑顔の卒業生ら=11日、沖縄県那覇市樋川の珊瑚舎スコーレ戦中・戦後の混乱や貧困などで義務教育を受けられなかった人たちが学ぶ沖縄県那覇市の珊瑚舎スコーレで「卒業を祝う会」が11日、開かれ、夜間中学校に通った60代から80代の卒業生6人が職員や在校生、家族に見守られながら学びやを巣立った。卒業生の最年長は83歳の嘉数チヨさんだった。祝う会では、卒業生一人一人が壇上で -
「福の島」必ず再生 鈴木さん、故郷思いパンに情熱 きょう東日本大震災7年
2018/03/12 12:00「元の福島に早く戻ってほしい」と話すパン職人の鈴木健次さん=10日、那覇市泊のベーカリー「BELL TREE」東京電力福島第1原発事故後に福島県から避難し、安全性にこだわったパン作りを続ける男性が那覇市にいる。同市泊でベーカリー「BELL TREE(ベルツリー)」を営む鈴木健次さん(47)=福島市出身。今も多くの福島県民が避難生活を余儀なくされ、原発の廃炉まで道のりは長い。それでも鈴木さんは信じて -
名護市が「街バル」に! ディズニーパレードも 17〜24日
2018/03/12 12:00「がじゅまるDE街バル」に参加するタイ食堂チャパーの特別メニュー【名護】沖縄県名護の中心地が“バル”になるーー。名護市街地で、17〜24日にかけて「がじゅまるDE街バル」(主催・名護市、市商工会、市観光協会、資源活用管理協会)が開催される。「街バル」はチケット制の飲み歩き、食べ歩きのイベントで、参加者は街歩きを楽しみながらお得な特別メニューを味わえる。名護市での街バル開催は初めて。今回「がじゅまる -
沖縄の中学生が「思い出写真」で寄付金造成 「地域のために」と社協に寄付
2018/03/12 12:00沖縄市社会福祉協議会の積静江会長(前列左)に目録を手渡す仲宗根滉大副実行委員長(同右)ら=2日、沖縄市社会福祉センター【沖縄】3月に卒業する沖縄市立安慶田中学校3年生(第36期生)は2日、沖縄市社会福祉協議会に2万6495円を寄付した。お世話になった地域住民への恩返しを目的に、生徒たちは「Love&Peace運動」実行委員会を2月に立ち上げた。実行委は、教職員が中学校生活最後の1年間に撮りためた3 -
愛犬と一緒に沖縄旅行 JAL「ワンワンジェット」客室でも一緒64人33匹
2018/03/09 14:00ペットを客室内に同伴して観光に出掛けられる日本航空(JAL)のチャーター企画「ワンワンジェット」が8日正午、那覇空港に到着した。成田空港から搭乗したツアー客64人と愛犬33匹が笑顔で到着口に姿を見せ、3泊4日の沖縄観光に繰り出した。「ワンちゃんとの旅 ワンワンジェット」は成田―鹿児島で昨年実施したのに続く第2弾。鹿児島3日間の旅への参加者にアンケートしたところ次回の旅先として沖縄の要望が最も多く、 -
沖縄・伊良部島に高級ホテル建設へ 三光が200億円規模で投資、アパートや簡易宿泊所も
2018/03/09 14:00三光ソフランが伊良部島に計画する高級コテージとホテル「ブルーオーシャン宮古島」(同社提供)【宮古島】観光客が急増し、大型工事が相次ぐ沖縄県宮古島市で、不動産コンサルティングの三光ソフラン(埼玉県、高橋誠一会長)が賃貸アパートや簡易宿泊所を約200棟、伊良部島に高級ホテルを建設する。既に一部のアパート建設に着手しており、毎年40棟を建設する計画だ。最終的に1500室規模になり、そのうち500室は簡易 -
辛さんへの人権侵害認定 「ニュース女子」にBPO勧告
2018/03/09 14:00記者会見する「のりこえねっと」共同代表の辛淑玉さん(中央)=8日午後、東京都千代田区の衆院議員会館東京メトロポリタンテレビジョン(東京MX)の番組「ニュース女子」について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会は8日、東京MXに対し、ヘイトスピーチ(憎悪表現)反対団体「のりこえねっと」の辛淑玉(しんすご)共同代表への人権侵害を認定し、勧告趣旨の放送や、3カ月以内に再発防止策を提出すること