認知症の最新ニュース
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汗流し、認知症も予防 頭と体鍛える「コグニサイズ」 名嘉村クリニックが教室
2017/10/02 16:00輪になり、昇降運動としり取りを同時に行う参加者たち。思いがけない言葉が飛び出し笑顔がこぼれる=9月22日、浦添総合病院健診センター頭と体を同時に使って運動することで認知症を予防する運動プログラム「コグニサイズ」が評判だという。英語の「コグニション=認知」と「エクササイズ=運動」を合わせた造語で、愛知県の国立長寿医療センターが開発した。沖縄県内では浦添市の名嘉村クリニックがことし2月からコグニサイズ -
ケーキの上で虫が大量に!? VRで“認知症の世界”体験してみた
2017/09/20 16:00「“認知症の世界”を、仮想現実の中で“自分に起こった出来事”として疑似体験してもらいます。『あの人の行動は認知症だからしょうがないよね』という考えが、変わるかもしれませんよ」そう話すのは、サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」などを運営するシルバーウッド代表の下河原忠道さん。認知症への正しい理解を広める「VR認知症プロジェクト」を全国で行っている。認知症の人や介護者の証言をもとに製作された5分程度の -
認知症、がん予防になる「免疫栄養ケトン食」レシピ
2017/08/30 16:00「ケトン体というのは、体内の糖質が少なくなったときに出てくる“緊急用”のエネルギー源。体が“飢餓状態”に陥ると産生されるように遺伝子に組み込まれていて、栄養不足の時代も人類は、このケトン体で生き延びてきたのです。現代でも、たとえば、夕飯を抜いた翌朝、グゥ〜とおなかが鳴ったときに出ている場合もあります」そう説明してくれたのは、がん専門医である古川健司医師の監修のもと、『免疫栄養ケトン食でがんに勝つレ -
阿川佐和子 60代の“新婚の夢”阻んだ「認知症母の老老介護」
2017/08/12 06:00今年5月、6歳年上の元大学教授S氏(69)と入籍した阿川佐和子(63)。結婚直後には、南仏料理店での夫妻の“しっとりデート”を本誌も目撃。幸せそうな新婚生活が伺えたが――。「仕事の打合せでご一緒したのですが、ちょっと疲れたご様子だったんです。阿川さんは大作家である父・阿川弘之さんを亡くされて3年経ちますが、じつは90歳になられるお母さまの世話もされているんです。その介護が大変だそうなんです」(出版 -
メモは写メでなく「手書き」で!スマホ認知症防ぐためには
2017/08/09 11:00「『もの忘れ外来』は、認知症が不安になってきた方や、もの忘れの多さが心配になってきた方が来るところですから、ほとんどはお年寄りでした。それが最近、30〜50代の働き盛りの若い世代の来院者が目立って増えてきているのです」こう語るのは、毎日100人以上が来院する、岐阜県「おくむらメモリークリニック」の「もの忘れ外来」で、これまでに10万人以上の脳を検診してきた院長の奥村歩先生。その“異変”に気付いたの -
脳神経外科医が「スマホ認知症」のおそれ指摘、うつ病にも
2017/08/09 11:00岐阜県の「おくむらメモリークリニック」には「もの忘れ外来」もあり、毎日100人以上が来院する。これまでに10万人以上の脳を検診してきた院長の奥村歩先生が、“異変”に気付いたのは5年ほど前のことだった。「『もの忘れ外来』は、認知症が不安になってきた方や、もの忘れの多さが心配になってきた方が来るところですから、ほとんどはお年寄りでした。それが最近、30〜50代の働き盛りの若い世代の来院者が目立って増え -
大山のぶ代 夫・砂川啓介さん遺した「認知症妻守る涙の遺言」
2017/07/27 16:00大山のぶ代(83)の夫・砂川啓介さん(享年80)が7月11日、尿管がんのため都内の病院で亡くなった。大山は12年に認知症を発症し、現在は老人ホームで闘病中。唯一の家族だった砂川さんに先立たれた彼女の今後が心配されるがーー。夫妻のマネージャーを約30年務めた小林明子さんはこう語る。「あの優しい砂川さんのことです。のぶ代さんが1人になってしまったときのために、彼女の行く末をちゃんと考え、できるだけのこ -
一時金300万円も…「認知症保険」個性的な商品続々出る
2017/05/10 16:00「昨年3月に発売した認知症の治療を支援する『ひまわり認知症治療保険』等が、今年4月18日時点で契約件数が19万件に達しました。弊社の保険商品としては異例のヒットです」(太陽生命広報部)いま幅広い層で、認知症に特化した生命保険のニーズが高まっている。「昨年4月から『あんしん介護 認知症保険』を販売開始しましたが、今年3月末時点で目標契約数を1万件も上回っています。親の介護を経験した女性が夫に加入を勧 -
がん、認知症のリスクも…“かくれ高血糖”予備軍の特徴16
2017/05/10 11:00「血糖値が正常な人に比べて、かくれ高血糖の人の死亡リスクは2倍になるといわれています。体内の活性酸素の増加などにより、がんの発症リスクも上がります。また、多量のインスリンのために脳内の不要なタンパク質を分解する働きが低下し、アルツハイマー型認知症にもなりやすくなる。かくれ高血糖は単なる糖尿病予備軍ではなく、すでに立派な病気なのです」そう指摘するのは“血管の名医”池谷敏郎医学博士だ。4月28日発売の -
認知症の実母モチーフに作品撮った映画監督が語る「家族」
2017/04/07 17:00映画監督・熊谷まどかさん(48)は、母・柊幸子さん(82)が2年ほど前から罹患しているレビー小体型認知症をモチーフに脚本を書き、映画『話す犬を、放す』を撮影した。これまでは短編映画の製作が中心だった熊谷さんにとって、本作は商業映画デビュー作となる。認知症を扱っているとはいえ、映画のトーンは淡々としていて、悲愴感がなく、病いの母と娘の日々がリアルに紡がれていく。レビー小体型認知症という病名を聞いたこ -
“処方されすぎ”が9割…「認知症薬」に潜む医師の無知
2017/03/30 17:00「僕はこれまで、多くの認知症患者さんを“殺し”てきました。今この瞬間も“殺し”に加担する医師は存在します。殺すという言葉には、『活動や動作を抑えとどめる』という意味があります。そういう意味で、僕はこれまで多くの患者さんを殺してきたのです」こう衝撃的な告白をするのは、大阪市内で認知症患者の在宅医療を行う石黒伸先生。石黒先生は、3月に著書『告白します、僕は多くの認知症患者を殺しました。』(現代書林)を -
簡単な手続き可能に…“認知症サポート口座”の仕組み
2017/03/29 06:00「認知症になった父の預金を、いずれは自分たちが相続する財産だと子どもが好き勝手に使い込んでしまう、というケースは最近よくあるんです」そう嘆くのは、城南信用金庫の吉原毅相談役。“4人に1人が高齢者”の日本は、高齢者の資産を、親族や弁護士など第三者が管理するケースが増加している。認知症で判断能力を失った高齢者の財産を、本人以外で管理できるのは「成年後見制度」で選ばれた後見人だけ。その一方で、財産を悪用 -
朝食後の一服は緑茶で「認知症予防のための生活改善」1
2017/02/22 12:00「認知症に対する有効な治療法は残念ながらいまだに確立されていません。しかし、いわゆる老化によって起こる認知症は、アルツハイマー病と血管性認知症が大半を占め、いずれも糖尿病や高血圧などの生活習慣や肥満が、発症に関わることが明らかになっています」そう語るのは、アンチエイジングの専門家として知られる白澤卓二先生。現在、認知症予防に関して多くの情報があふれているが、実は生活スタイルをちょこっと改善するだけ -
夜はオルゴールで脳の血流UP 「認知症予防のための生活改善」3
2017/02/22 12:00「認知症に対する有効な治療法は残念ながらいまだに確立されていません。しかし、いわゆる老化によって起こる認知症は、アルツハイマー病と血管性認知症が大半を占め、いずれも糖尿病や高血圧などの生活習慣や肥満が、発症に関わることが明らかになっています」そう語るのは、アンチエイジングの専門家として知られる白澤卓二先生。現在、認知症予防に関して多くの情報があふれているが、実は生活スタイルをちょこっと改善するだけ -
おやつはビターチョコを「認知症予防のための生活改善」2
2017/02/16 17:00「認知症に対する有効な治療法は残念ながらいまだに確立されていません。しかし、いわゆる老化によって起こる認知症は、アルツハイマー病と血管性認知症が大半を占め、いずれも糖尿病や高血圧などの生活習慣や肥満が、発症に関わることが明らかになっています」そう語るのは、アンチエイジングの専門家として知られる白澤卓二先生。現在、認知症予防に関して多くの情報があふれているが、実は生活スタイルをちょこっと改善するだけ -
須田哲夫アナ語る介護難民危機「92歳認知症母の施設がない」
2017/02/15 17:00「今いる施設にもそう長くはいられないので、次の入居先を探しているのですが。今日も散歩のあとに施設の方と『なかなかいいところがなくてね』なんて話していたところです」2月初旬の穏やかに晴れた日に憔悴しきった表情でそう話すのは、フジテレビの須田哲夫アナウンサー(69)。定年後も嘱託アナウンサー兼解説委員として、『新報道2001』の司会を担当。現役で活躍している。須田アナは現在、施設の近所に妻と同居。2人 -
認知症リスク増にも…“神経老化”のサインを見逃さないで
2016/12/07 12:00「40〜50代の女性は、高齢の親の介護や、自身の更年期障害の症状など、疲れやすい。生活に疲弊して、何にも感動しない……そういった無感動な毎日が続くと、神経は老化していくいっぽう。認知症になってしまう可能性が上がります」そう話すのは、脳神経外科医の工藤千秋先生。工藤先生は、都内にある「くどうちあき脳神経外科クリニック」院長で、これまで39万人を診てきた名医として知られている。「これまで認知症の原因は -
事故原因 供述が変転 横浜・港南小1死亡 認知症視野に捜査
2016/11/04 13:00(写真・神奈川新聞社)横浜市港南区で軽トラックが集団登校の小学生の列に突っ込み、小学1年生の男児が死亡、7人が重軽傷を負った事故から4日で1週間。捜査関係者によると、軽トラックを運転していた同市磯子区洋光台6丁目、無職合田政市容疑者(87)=自動車運転処罰法違反容疑で逮捕=は「大変すまないことをした。早く回復してほしい」と謝罪を口にしているが、事故原因については供述が定まっていない。県警は解明に向 -
須田哲夫アナ“フジの顔”が語る90歳「認知症母」介護の日々
2016/09/24 06:00「もう認知症がだいぶ進んでいますからね。昨日今日の話をしても覚えられないんですよ。僕が小さかったころの話がいちばん喜ぶんです。僕と弟が小さかったとき、ああだった、こうだったってね」いつくしむような表情で、そう語ったのは、“現場主義”で知られるフジテレビの須田哲夫アナウンサー(68)。定年後の今も嘱託アナウンサー兼解説委員として『新報道2001』の司会を担当している、いわば“フジテレビの顔”だ。そん -
認知症理解へ大学生と商店街が協力 横浜、キャンペーン展開へ
2016/09/19 14:00(写真・神奈川新聞社)認知症について多くの人に知ってもらおうと、神奈川大の学生らと、地元の六角橋商店街が協力して19~21日の3日間、啓発キャンペーンを展開する。ランチョンマットを飲食店で使ってもらったり、物販店でポスターを掲示してもらったりするよう呼び掛ける。同商店街の170店のうち、飲食・物販合わせて130店での協力を目指している。21日は「世界アルツハイマーデー」として世界各国で啓発イベント -
握力をあげれば認知症にならない!効果的な握力UP運動6
2016/09/07 06:00「13年にわたる追跡調査で“認知症になりやすい人”について分析した結果、うつ傾向がある人、脳卒中・糖尿病・心臓病の持病がある人など、8つの危険要因が判明したそうです。そのうちの1つが、“握力が弱い人”でした」(医療ジャーナリスト)今年7月、国立長寿医療研究センターが発表した、認知症の発症リスクに関するデータが話題を呼んでいる。握力が男性で26キロ未満、女性で18キロ未満の人は、そうでない人に比べる -
シャンパンは認知症予防に 海外研究から知る飲み物新常識8
2016/08/25 06:00いまだ続く厳しい猛暑。この季節、水分補給は不可欠だ。「しかし、飲み方、飲む量によっては、よくも悪くも健康に大きく影響を与えます」というのは、ハーバード大学の元研究員で、在ボストンの内科医・大西睦子さんだ。毎朝、果物の代わりにフルーツジュースを1杯……。そんな習慣に病気のリスクをあげる危険性も!しかしワイン、シャンパン、テキーラなどのお酒には意外な効果もあるという。食や健康の調査・研究を行っている大 -
「うおーっ、ストレス!」97歳・認知症母介護をアートに
2016/07/04 06:006月11日土曜日、神奈川県の川崎市市民ミュージアム。吹き抜けの広々とした空間には、大小の段ボール箱が山と積まれ、周囲には10台の車いすが等間隔に置かれている。現代美術の国際的アーティスト・折元立身さん(69)による新作パフォーマンス、『車いすのストレス』である。その案内チラシにはこうあった。《母を介護する折元さんにとって、車いすは不可欠なものですが、ときに介護から自由になりたいと思うこともあります -
40歳なら介護保険!抑えるべき「若年性認知症」経済的支援
2016/06/22 06:00「若年性認知症に関する相談件数が過去最多になったと、今春、若年性認知症コールセンターが発表しました。’15年の相談は2,240件で、’10年の2倍を超えています。若年性認知症とは65歳未満で発症する認知症で、脳卒中やアルツハイマー病など、さまざまな原因で起こります。患者は全国に約3万8,000人いるとみられ、発症するのは平均51歳。男性が多いといいます(’09年・厚生労働省)」こう語るのは、経済ジ -
7人に1人は発症する時代…「認知症治療保険」って必要?
2016/04/27 06:00「認知症患者の徘徊による失踪や鉄道事故などが注目されるなか、今春、認知症に特化した医療保険が登場しました」そう話すのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。認知症は、’12年には約462万人で65歳以上の高齢者の7人に1人。これが’25年には約700万人、5人に1人になると推計(厚生労働省)。認知症の介護は、もはや人ごとではない。そこで、萩原さんが新発売された認知症治療保険に加入するべきかを解説して