解説の老後の生活に関する話題
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荻原博子がオススメの“終のすみか”「居住サポート住宅」のメリット4つ
2025/10/24 11:0010月から「居住サポート住宅」の認定が始まりました。居住サポート住宅は、大家と見守りを担当する「居住支援法人」が連携して、高齢者や障害者などの入居者をサポートする住宅です。背景には「賃貸住宅が借りられない」と困る高齢者などの増加があります。いっぽう大家は、高齢者などの入居に孤独死や家賃滞納などの不安を抱えています。こうした不安を軽減し、誰でも住宅が確保しやすくなる仕組みとして構築されたのが居住サポ -
「退職金が多めの早期退職は得か」経済のプロ・荻原博子がわかりやすく解説!
2025/10/17 11:00パナソニックは10月から早期退職の募集を始めました。「天下のパナソニックが経営不振?」と驚く方もいると思いますが、最近は、黒字企業が早期退職を募るケースが増えています。東京商工リサーチによると、2025年1月?8月末に募集された早期退職者数は1万108人。すでに2024年の1年分を超えました。しかも、早期退職を募る企業の6割が黒字企業です。早期退職の募集は退職を促す“リストラ”とは違うのですが、昨 -
国民年金・厚生年金“じゃない”年金は要注意…申請しないと「もらえなくなる年金」11選
2025/10/09 11:00「年金受給は65歳から」を当たり前と捉える人は多い。だが、かつて厚生年金の支給は60歳からだった。高齢化に対応するために65歳に引き上げられた経緯がある。「その際、いきなり65歳からとはせず、○年生まれは61歳から、△年生まれは62歳からと段階的に受給開始を遅らせていきました」そう話すのは『知って得する60歳からの「届け出」だけでもらえるお金』(宝島社)の監修者で、特定社会保険労務士の小泉正典さん -
石破首相は給付水準上昇をアピールも…基礎年金底上げのウラで国民負担「56万円増」のカラクリ
2025/06/19 06:00「6月13日、基礎年金底上げ案を盛り込んだ年金制度改革法が参議院本会議で可決、成立しました。非正規雇用者の多い就職氷河期救済のため、厚生年金の報酬比例部分の給付水準を下げ、基礎年金の受給額が底上げされることに。最終的な判断は2029年の年金財政検証後となりますが、少子化の加速もあり、改革は既定路線と考えられます」こう語るのは、関東学院大学経済学部教授の島澤諭さんだ。厚生労働省は、過去30年を投影し -
《102万円減額される人も…》基礎年金底上げで受給総額が減る人の「ボーダーライン」
2025/06/16 11:00「5月30日、自民・公明両党と立憲民主党が提出した、基礎年金底上げ案を盛り込んだ『年金制度改革法案』が、衆議院で可決されました。少子高齢化の影響で、基礎年金の給付水準は30年後には3割減になると予想されており、非正規雇用の多い就職氷河期世代や自営業者などの生活が成り立たなくなります。そのため、厚生年金の報酬比例部分の給付水準を下げ、その分、基礎年金の受給額を底上げしようとしているのです」こう語るの -
《年金生活の実態をルポ》月19万の70代夫婦は「趣味も我慢」、遺族年金妻は「生活保護も検討」
2025/06/09 11:00「老後に不安を抱く人は少なくありませんが、不安の主要因はお金で、老後資金の大きな柱となるのが年金です。みなさんがどのような年金生活を送っているのか、実態は誰もが知りたいところですし、私自身、夫婦で勉強したいという思いがあって、街ゆく人々に『あなたの年金はおいくらですか?』とインタビューを始めたんです」こう語るのは、登録者数12万人を超えるYouTubeチャンネル「梅子の年金トーク!」を運営し、先日 -
自宅を担保にお金を借りる「リバースモーゲージ」“注意点”を荻原博子さんが指摘
2025/02/21 11:00国は4月をめどに、高齢者の住宅の耐震改修を後押しする施策を始めます。その際活用されるのが「リバースモーゲージ」です。リバースモーゲージとは、自宅を担保にお金を借りて、死後に自宅を売却して融資額を一括返済する仕組みで、金融機関が窓口です。多くの場合、対象は高齢者で、生前は利子を返済するだけ。負担が少なく、自宅に住み続けられることがメリットです。契約者が先に亡くなっても、配偶者が死ぬまで自宅に住める契 -
月6万円から入居できる物件も!終の住処に「高齢者用シェアハウス」3つのメリット
2024/12/02 11:00「夫が3年前に亡くなり、このまま独り暮らしを続けるのも心細い。かといって子どもの世話になるのも気が引けるので、高齢者も入れるシェアハウスで暮らすことにしたんです」そう語るのは、“高齢者用のシェアハウス”に入居する都内在住の女性、Aさん(65歳)。一般的に“シェアハウス”とは、一戸建てや集合住宅で自分専用の部屋を持ちつつ、キッチンやリビングなどは、ほかの住民と共有しながら生活する居住形態のこと。比較 -
元本を減らさない「老後資産形成」術 ネット銀行の定期預金の金利は“大手銀行の20倍”のケースも!
2024/08/14 11:00ちまたに「老後資金づくりに新NISA」などの宣伝文句があふれても、「やっぱり投資は怖い」人もいる。銀行預金では増えないことはわかっていても……。「日本銀行が7月31日に政策金利を0.25%に引き上げる追加利上げを決めました。 金利のある世界が戻ってきます。預金利率もゆっくりと上がってくるでしょう。なかでも、いち早く上がってきたのが『個人向け国債』です」そう話すのはファイナンシャルプランナーの高山一