お正月は終わったけど、まだまだ「こたつでみかん」な、ぬくぬくシーンはこれからが本番。そこでみかんをもっともっと楽しんでみませんか?そこで、もっと「楽しく」「便利に」みかんの活用法をご紹介!
【その前に、あなたはどれ派?むき方いろいろ】
A.みかんのへその部分から放射状に皮をむく。もっとも一般的なやり方。
B.Aとは反対にヘタの部分から。薄皮につく白いスジはヘタにつながっているため、ヘタ側からむくと一緒にスジがとれやすい。
C.へそ側から指を入れ、実を割ったあと皮から実をはがすイメージ。素早くむくことができ、別名和歌山むきと呼ばれる。
【洗った皮をお風呂に入れて「みかん湯」】
みかんの皮に含まれる精油成分が、毛細血管の血流をよくして、冷え性改善や風邪の予防、神経痛やリウマチの緩和に効果を発揮。
1.皮5〜6個分をよく洗い、熱湯をかける。
2.1を布袋などに詰め、沸かしたお風呂に浸す。また、皮を入れた袋で体全体をマッサージすることで、より効果がアップ。みかんのリモネンという芳香物質が中枢神経をリラックスさせ、イライラを鎮める効果も。
【天日干しした皮の煮汁はのどの痛みに効く】
みかんに多く含まれるビタミンCは風邪の予防にいいとされる。またみかんの皮は古くから漢方薬の「陳皮」として用いられ、咳やのどの痛みを緩和する効果があるといわれている。
1.ノーワックスや無農薬のみかんの皮をちぎって天日干しにする。
2.皮がカラカラに乾いたら、水から煮だし、水が半分くらいになるまで煮詰めたものを適宜冷まして飲む。
【その他の小ネタ集】
A.軽く水洗いしたまな板の上を皮の表面でこすることで、生臭さや油汚れがすっきり。
B.革靴磨きには、まず皮の白い側で磨いて汚れを落とし、表面でツヤ出しを(最初に目立たない場所で試してから)。
C.表面に凸凹のない平らな面についた油性ペンの汚れは、皮の表面で汚れを落とし、白い側で拭くときれいになる。
D.嫌な臭いがこもりがちなこたつには、みかんの皮を袋に入れてつるしておくと効果的(熱源に近い場所は注意して)。