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女優で歌手のライザ・ミネリ(69)が、薬物依存克服のためリハビリ施設に入所したと、代理人が18日に公表した。

 

17歳のときにブロードウェイの舞台で本格的なキャリアをスタートさせ、2年後にはトニー賞を受賞。銀幕デビューを果たした後は『キャバレー』(1972)でアカデミー主演女優賞を獲得するなど、突出した才能に恵まれたミネリだが、その私生活はアルコールと薬物に侵されていた。

 

「ライザ・ミネリは長年にわたり、薬物乱用と勇敢に闘ってきました。処置が必要とされた時は、彼女はいつもそうしてきました」と、ミネリの代理を務めるスコット・ゴレンスタインはコメントしている。入所している施設名は明かさなかった。

 

ちなみにミネリの母親で、『オズの魔法使』でアカデミー子役賞を受賞したジュディ・ガーランドも10代の頃から覚醒剤と睡眠薬を常用していたことで知られている。精神を病み、自殺未遂を何度も繰り返した末に、睡眠薬の過剰摂取により47歳という若さで亡くなった。

 

 

昨年のアカデミー賞授賞式でのライザ・ミネリ
Aaron Poole / (C)A.M.P.A.S.

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