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「テレビ番組のレギュラー10本分の出演料など、事務所売り上げの3分の1はベッキーさんが支えていました。今回の騒動で、事務所が被った損害は非常に大きい。会社から通告こそありませんが、社員たちは『夏のボーナスは絶望的だろう』という愚痴もこぼしているようです」(プロダクション関係者)

芸能活動を休止しているベッキー(31)が所属する事務所・サンミュージックは現在、事業縮小を迫られるほどの“存続危機”にあることは先週本誌も報じたとおり。そんななか、社内の怒りの矛先は会社上層部の対応にまで及んでいるという。

 

「ベッキーさんが休演することで番組の出演枠が空いてしまいました。その枠を保持するため『ノーギャラでうちの〇〇を代役として使ってください』と言おうにも、代役が務まるタレントがいない。現場の社員からすれば、“上層部がいままでベッキーに頼ってきたツケが回ってきた”となるわけです」(前出・プロダクション関係者)

ベッキーを失ったいま、頼れるのはお笑い芸人たち。そして彼らにとっても、サンミュージックはギャラが6対4の割合で自分に入ってくる優良事務所なのだ。

 

「しかし今回の損害で、タレントに支払われるギャラの割合が見直されるという噂も出ています。そうなるとみんな他の事務所に流れてしまうかもしれない。支出はなるべく抑えたいサンミュージックはいま、ジレンマを抱えてしまっているんです」(前出・プロダクション関係者)

 

サンミュージックにとって、あまりに代償が大きすぎた騒動。そして芸能人としても恋する女性としても万事休すに近いベッキーに、“再生のシナリオ”は用意されているのだろうか。

 

「“ポストベッキー”を思うように育成できない事務所としては、何としても3カ月でベッキーさんを復帰させたいようです。もともと彼女は共演者からの評判は良い。真実を自分の口から話し、共演者たちの叱咤も受け止める。そういった姿を見せる覚悟ができるかが問題でしょう」(前出・芸能関係者)

ベッキーにとって、春はまだ遠そうだ。

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