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芸能人の事件を機に自宅がクローズアップされることは多い。ただ近年、不動産価が大きく上昇。豪邸ともなれば額が大きいだけに、得した芸能人もいるのでは!?そこで本誌は不動産のプロに価格鑑定を依頼。報道や当時の不動産相場をもとに算出した購入時額と比較し、騰落額をランキング化した。

 

まずひときわ大きく値を上げたのは、高橋ジョージ(58)。三船美佳(34)へのモラハラをめぐって裁判となり、今年3月に離婚が成立。だがその後も三船が40万円のローンを支払い続けていたことから、財産分与を申し立てられている。そんな高橋が城南地区に1億5千万円の“モラハラ御殿”を建てたのは09年だったが、その後、価格は上がっていた。ある不動産関係者は言う。

 

「人気の高級住宅街だけあり、土地価格も上昇傾向にあります。加えて高橋さんが購入したのは09年。不動産で得するためには購入時期が重要ですが、この年はリーマン・ショックから回復していない底値の時期。建物も鉄筋コンクリートのオシャレな造りですし、現在の査定額は土地建物合わせて2億5千万円。1億円のプラスになるのではないでしょうか」

 

また芸能人で多いのがご近所トラブル。豊川悦司(54)は神奈川県内の土地を13年に購入したところ、近隣住民が工事にクレーム。1億5千万円豪邸の完成は15年となった。また小栗旬(33)も城南地区で14年に2億円豪邸を建設したが、エアコンの排気音を巡り近隣住民が警察に駆け込む事態となった。しかしこうしたトラブルは不動産取引上マイナスにはならないという。前出の別の不動産関係者が続ける。

 

「芸能人は目につきやすいため、周囲からの目にさらされやすい。そのためトラブルも多いのでしょう。豊川さん宅は人気エリアで超駅近。見晴らしもよくプレミア感があるので、2億円程度で売れるはず。小栗さんの自宅も格式高い地域で、うまく不動産相場の上昇にも乗っています。購入からまだ2年ですが、2千500万円ほど高くても売れるかも」

 

ちなみに、この別の業者がもっとも売りやすいと感じたのは『笑点』新司会に抜擢された春風亭昇太(56)宅、次いで平野レミ(69)宅だ。昇太は14年に城南地区の高級住宅街で1億3千万円の豪邸を建築。平野も79年に都心6区内の超高級住宅地で3億5千万円豪邸を建築。共通するのは、立地の良さだ。

 

「昇太さんのお宅はとにかくクセがない。日当たりのいい角地だから解放感抜群ですし、人気の住宅街なので買い手もすぐにつく。査定は5千万円増の1億8千万円です。平野さん宅の立地はもう最高。人気エリアであまり売地がなく、希少性がある。そのため価格が落ちない。駅からもほど近く、広さもある。だから30年近く前の家でも、査定は2千万円増の3億7千万円です」

 

ほかにも長男の逮捕により涙の謝罪会見を開いた高畑淳子(61)は2億円豪邸が3年で5千万円増。落書き騒動で現在活動休止状態の江角マキコ(49)も6年で5千万円増だった。

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