昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える!
【Q】「彼女が血液型占いにハマっています。恋愛や交際関係も血液型で決めて、僕との交際もO型の血液型がきっかけのよう。そんな彼女が心配。蛭子さんは血液型を気にしますか?」(ピロシさん・23・学生・東京都)
【A】「占いに頼る人は、自分の頭で考えない人」(蛭子能収)
オレは血液型も占いも、まったく関心がありません。競艇場には予想屋もいますが、オレは参考程度にしか聞きません。実際には天候や風向きなど、いろいろなことを考慮したうえで舟券を選ぶから楽しいんですよ。しかも、負けたときは、予想している際に「もしかしてこの選手が勝つかも」と思って、一度、買う候補に挙げていることが多いんです。「あのとき買っていれば」と思うから腹立たしいし、次は取れるかもと思ってやめられないんですよ。血液型でも何でも占いに頼っていたら、興奮もしないし、人生が狭くなる気がしますね。
でも、女の人は占いが好きですよね。オレの女房も、占い師と共演する収録には付いてきます。とくにお笑い芸人で占い師の島田秀平さんがお気に入り。収録後に「私もいいですか?」と見てもらって、ご機嫌になっていました。女房が言うには、島田さんは、人を傷つけたり、悪いことを言ったりしないから好きなんだそうです。なんか、それでいいんですかね。
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