2016年から続く有名人の不倫報道。いいかげん世間も「また不倫か…」とインパクトが薄れてきたころでしょう。しかし、よくよくみていくと「不倫=ゲス」というイメージがつきやすくなったため、最近はみなさん、バレた時の対応方法もさまざまです。直接謝罪する人、文書で謝る人、バックレる人。はたしてどの対応が、今の時代取るべき正解の対応なのでしょうか。今日は、2016年からの不倫当事者5名を4つの項目で分析しながら、No.1ゲス対応&神対応を考えます。
【採点対象者】
ゲスの極み乙女。 川谷絵音
米米CLUB 石井竜也
元衆議院議員 宮崎謙介
落語家 六代・桂文枝
元教員でタレント 乙武洋匡
【採点方法】
各自の不倫報道の対応に対して、以下の4項目で不倫のゲス度を割り出します。各項目対応のよかった人物を25点とし、5点ごとに減点。最も対応の悪い人を5点とします。なお、満点は100点。
【採点項目】
・対応方法
・スピード
・家族への配慮
・脇の甘さ
■対応方法
最初は対応方法から見て行きましょう。ポイントは認めるかorバックレるか。そして、謝罪方法についてです。
米米石井氏:25点 直接謝罪をそれも妻同席のもと行ったのは好印象。というか、あそこまで堂々と夫婦で立たれると、外野はもう批判ができません。
宮崎元議員:20点 対応スピードはイマイチでも、謝罪会見を行い議員辞職したことは、けじめがついている印象です。
文枝師匠:15点 謝罪会見中に家族への償いを語った部分については、まだ評価できます。でも色々否定してるけど……。
乙武氏:10点 文書謝罪なのはいただけない。今後の動きに注目したいですが、奥さまにも一緒に謝罪させる姿に女性層の反感を買っているので、その点はマイナス。
ゲス川谷氏:5点 バックレているので何1つ評価できない。
■スピード
続いては対応スピードをみていきましょう。これはもう簡単ですね。
米米石井氏:25点 速攻謝罪会見を行ったため、もう言うことなしです。炎上しなかったのはウマさなのかそれとも時代がもう彼を求めていないのか……。
乙武氏:20点 週刊誌報道の日に謝罪文を出すのは、さすがメディア人。
文枝師匠:15点 こちらも早期の対応が評価できますが、否定しているのでややマイナス。
宮崎元議員:10点 タイミングが難しかったのは否めませんが、会見まで時間を要したのでこの結果。
ゲス川谷氏:5点 FAX1枚は早かったけど、世間に認識されていないので対応していないものとする。
■家族
続いては1番の被害者である家族への対応についてです。もちろん表に出てくる情報と、裏側でのケアの温度差はわかりませんが、表立った情報だけでまずは評価していきます。
米米石井氏:25点 奥さんへの謝罪と愛を、公の場に同席させて誓ったことはむしろ凄い!
文枝師匠:20点 不倫関係は一部否定したものの、会見中に家族への謝罪を述べたので、その点ははやりベテランなのだと感じます。
宮崎元議員:15点 とにかくタイミングが悪すぎる。
ゲス川谷氏:10点 現在離婚協議中。
乙武氏:5点 奥様を矢面に立たせて謝らせたことは、世の女性を敵に回す行為。「反省の色を感じない」など一部からの批判も出ているため、川谷氏よりも下にしました。
■脇の甘さ
最後はご自身の脇の甘さを考えます。ポイントは証拠の有無と相手女性の立場でしょう。
米米石井氏:25点 ファンに手をだすのはいただけませんが、若干ファンからすると夢がある話です。
文枝師匠:20点 相手女性との20年が許したのか、証拠写真が多すぎます。女性が現在もFacebook上で暴走しているのでその点はマイナスでしょう。
乙武氏:15点 5人は凄い!
宮崎元議員:10点 巨乳×グラドルという安易さ。突撃取材にラフな口調で答えてしまう甘さ。アウト!
ゲス川谷氏:5点 LINE流出はもはやブームとなりました。
■総合得点は、米米石井氏が圧勝!
ということで、全ての評価が終了しました。総合得点は以下の順番です。
米米CLUB 石井竜也:100点
落語家 六代 桂文枝:70点
元衆議院議員 宮崎謙介:55点
元教員でタレント 乙武洋匡:50点
ゲスの極み乙女。 川谷絵音:25点
こうしてみると、炎上度とゲス度はそれなりに比例しているのではないでしょうか。まず注目すべきは、石井竜也氏の対応方法です。騒動からまだ日数は経っていませんが、すでに話題は沈静化しています。世の男性は不倫をした場合、あのくらい潔い対応方法が求められることをキモに命じておきたいですね。
そしてもう一人注目したいのが、3月24日発売の週刊新潮で不倫が報じられた乙武洋匡氏です。
今夏の参議院議員選挙に出馬予定と噂の彼ですから、このタイミングでのスキャンダルはダメージ大。だからこそ、奥様の文章もHPへ掲載したのかもしれませんが、それがネット女性の逆鱗に触れているようです。ちょうど得点も50点。世間はこの下半身の緩さを許せるのか否か。今後の動きに注目です。
(文・おおしまりえ)
雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士など人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と、男女のコミュニケーションの違いを研究し、恋愛コラムを執筆中。
ブログ:http://oshimarie.com