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毎週のように行われている「富女子会」。「富女子会」とは、20〜30代の女子が集まり、定期的な勉強会やセミナーなどを開きながら、お金の貯め方や投資法などを学ぶ団体だ。会員数は150人。同会メンバーの目的は、「5年で貯蓄1,000万円」だという。

 

「就職してから5年間で1,000万円貯めて、マンション一棟のオーナーになりました。でも、私が入っている『富女子会』には、私より先に1,000万円貯めた女子もいっぱいいるんです」(富女子会員のかなこさん・29)

 

5年で1,000万円を貯める女子がいっぱいいるとは、なんともすごい団体だ!そんな「富女子会」セミナーに潜入してみた!

 

まずは「富女子会」主催者で、『富女子宣言』(幻冬舎)の著者でもある、投資コンサルタントの永田雄三さん(49)が、お金について講義。

 

「お金の重要性は年を取るほど大きくなります。就職、結婚、子育て、そして健康、年金と深刻になるばかり。早めの対策が重要です」

 

そして、お金に関してこうも続ける。

 

「お金は“自分の器の大きさ”しか入ってきません。無理な節約はせず、自己投資をしっかりして“稼げる”女性になりましょう」

 

参加者はメモを取ったり、うなずいたり、真剣な様子。講義の後は、コピーして配られた、新人2人の貯蓄計画表を全員でチェック。そこには年収、貯蓄額、生活水準、人生設計までもが赤裸々に。

 

「家計簿をつけて具体的な出費を出して!」

「ボーナス月はもっと貯められるはず−−」

 

計画表に曖昧な数字を見つけたら、先輩富女子が根拠を聞き出し、具体的な貯蓄法を一緒に考える。熱く厳しいアドバイスを受け、計画表は、一から作り直された。

 

「計画表に書いた毎月の目標額×1.4=毎月貯める額」が、貯蓄達成のコツだという。

 

「富女子会に入れば、1,000万円貯まる。その理由は2つ。『計画表』と『環境』です。入会するとまず、5年間の貯蓄計画表を作ります。具体的な月の貯蓄額を決めたら、残りでどう生活しようかを考えるんです。あんまり雑な計画表を作ってしまうと、先に1,000万円を貯めることに成功した“先輩富女子”からキビシイ指導が入ることも多々……。お金を貯める方法は人それぞれですが、1,000万円貯蓄することが最優先であることに変わりはありません」(富女子会員歴最長のるみさん・30)

 

セミナー終了後は、親睦会を兼ねて、参加者全員が近くの居酒屋へ。セミナー中の真剣さから一転、和気あいあいと繰り出していった−−。

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